住 所   島根県飯石郡飯南町下来島707-2
  電 話   0854-76-3357
 営業時間   10:00~20:00 (休=2・4火)
 入浴料   400円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり・塩素系薬剤 使用)
   
 源 泉 名   
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   14.3  ℃
 pH   6.6
 成分総計   7.33  g/㎏
    Li=2.16/Sr=3.57/Na=1100/K=31.0/Ca=360/Mg=160/
  Fe2・3=12.0/Ba=0.15/Mn=0.58(1669.5㎎/㎏)
  F=1.1/Br=1.4/Cl=600/SO4=24.0/HCO3=3900
  (4526.5㎎/㎏)
  HAsO2=1.77/H2SiO3=133.9/HBO2=72.2(207.9㎎/㎏)
  CO2=924.0(924.0㎎/㎏)
          〔2003.05.13〕
 入浴履歴   初訪10.06.12,最終12.08.04(2回目)
 評 価   ★★★★★★
 赤来温泉
加 田 の 湯
                               あかぎおんせん  かだのゆ
湯上がり後、初訪時に目にする機会
を逃した神戸川の河原にある泉源を
見学。

公式サイトの写真のように勢いよく
噴き上がってはいませんでしたが、
湧き出したばかりの冷たい源泉から
は、しっかりと炭酸臭味が感じられ
ました。
水風呂代わりでも構わないので、ぜ
ひともこの冷鉱泉に直接浸かってみ
たいものです。    〔12.08.08〕
太い梁が架け渡された浴室は、浴場名に相応しい木調のタイル張り。
左側にはシャワーカラン7基が鉤形に並び、右手前に遠赤外線サウナ、
その奥に板材で縁取った小さな水風呂、正面のガラス窓の下に3.85×
1.6mほどの檜造りの主浴槽がそれぞれ配されています。
主浴槽にたっぷりと満た
された透明度のほとんど
ない赤茶色の濁り湯は、
暑い季節にものんびりと
浸かることのできる少し
ぬるめの湯温。

ただし、左奥の木作りの
家形湯口から掛け流され
ている弱く加温された透
明湯からは、弱金気臭と
炭酸味が感じられるもの
の、浴槽内では前回ほと
んど気にならなかった塩
素臭が漂っていました。
再訪した千原温泉で同浴した広島在住の方から、美郷町上川戸で無農
薬野菜に拘った古里料理を提供している「創菜料理 ゆるり」とその
近所の2軒の民家が、美郷・飯南町にそれぞれ所在する千原温泉・加
田の湯とともに“まごころステイ・ゆるりの里”という「しまね田舎
ツーリズム」第1号の民泊プロジェクトを行っているという情報をお
伺いし、2年2か月ぶりに加田の湯を訪れることにしました。

夕方5時過ぎという時間帯にもかかわらず、駐車場に停まっている車
は4台程度。どうやら入浴客は少ないようです。
今回利用させていただいたのは、初訪時には女湯であった奥の檜風呂。
脱衣所は岩風呂と対称的な造りで、奥には100円返却式のロッカーが
24庫分備えられ、その左手には9個の籠を納めた4段棚が設えられてい
ました。
木をふんだんに使用した石板張りの浴室には、右手前から右
側に7基のシャワーカラン、左手前に遠赤外線サウナ、その
奥に周りを礫で画した小さな水風呂、正面のガラス窓の下に
主浴槽である5×1.7mほどの岩風呂がそれぞれ配され、湯船
を縁取った大小の礫や周囲の床には、クリーム色の析出物が
こってりと付着していました。

左奥に設けられた竹筒の湯口からドボドボと掛け流されてい
るのは、施設の前を流れる神戸川の河原で湧出しているとい
う冷鉱泉。
湯口では金気臭味と炭酸味がしっかり感知できるものの、そ
の向かいで断続的に行われている蒸気加温の影響でしょうか、
湯船を満たした透明度10㎝ほどの赤茶色の濁り湯からは、土
類臭がわずかに感じられるのみでした。
館内は板張りで、地元の特産品や
雑貨が並べられたロビーの左側に
受付があり、入浴料を支払ってそ
の奥にある浴場へ向かいます。

浴場は岩風呂と檜風呂が男女週替
わりとなっており、訪れた時は手
前側の岩風呂が男湯。
少し手狭な脱衣所には、24庫の100
円返却式ロッカーと9個の籠を納め
た4段棚が備えられ、中央には小さ
なベンチも設置されていました。
かつて“ボシケン”と呼ばれて温泉
好きの間で好評を博し、老朽化のた
めに閉鎖された赤来町母子健康セン
ターに代わり、2004年6月に旧赤来
町の健康増進施設として開設されま
した。

左手前に下来島多目的集会施設を併
設した建物は、石州瓦葺きの大きな
切妻屋根の上に櫓のような構造物を
載せた木造の平屋建て。
『加田の湯』は、国道54号から国道184号を1.8㎞ほど北西方向へ向かうと、長閑な田園風景の中に突然姿を
現わす日帰り入浴施設です。

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ただし、使用されているという塩素系薬剤はほとんど気にならず、むしろ源泉の素姓を損なわないようにぬ
るめの湯温調整が行われている点にとても好感しました。

千原温泉や小屋原温泉・三瓶温泉など名湯・良泉が多く集まっているエリアにあって、その陰に隠れてしま
っている感が強いものの、次回はぜひ隣の檜風呂にも入湯して、再度この個性的な温泉をじっくり堪能した
いと思います。                                    〔12.02.08〕