住 所   静岡県賀茂郡河津町梨本28-1
  電 話   0588-35-7253
 営業時間   立寄り 10:00~22:00 (休=木)
 入浴料   1000円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   梨本温泉 梨本17号
  泉 質   カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
 湧出量   169  ℓ/min
 泉 温   47.0  ℃
 pH   9.0
 成分総計   1.383 g/㎏
    Na=212.3/K=2.9/Ca=201.6/Mg=0.1/Al=0.1/Fe2=0.2
  (417.2㎎/㎏)
  Cl=72.4/SO4=830.2/HCO3=7.8/CO3=6.7/OH=0.2
  (917.3㎎/㎏)
  H2Si03=47.4/HBO2=0.9(48.3㎎/㎏)
  
                       
〔2005.04.15〕
 入浴履歴   初訪09.03.21
 評 価   ★★★★
 天城温泉
禅 の 湯
                            あまぎおんせん ぜんのゆ
内湯は長方形の周囲を檜で
縁取った浴室の床と同じ玉
石タイル張り、ウッドデッ
キとなったガラスの向こう
の露天には、檜造りの小さ
な湯船が置かれています。

両湯船に掛け流されている
のは、敷地内で湧出してい
るという自家源泉で、飲泉
も可能な少し熱めの無色透
明の湯からは、ほぼ無味な
がら仄かな油臭が感じ取れ
ました。
土器色の玉石タイルで仕上げた内
湯はさほど広くはないものの、前
面が大きな一枚ガラスとなってお
り、春の柔らかい陽射しが射し込
んでいます。

右側には7基のシャワーカランが
鉤形に並ぶ白タイルで化粧した洗
い場が設けられ、プラスチックの
椅子・桶も白色で纏めるなど、そ
の拘りには大いに感心させられま
した。
ただし、清掃のために10時には利用
できないことが多いらしく、実際、
訪れた時も少々待たされたうえ、露
天では湯溜めの最中でした。

中庭の右手に掛かる紺地の暖簾の先
が男湯。
脱衣所には右側に35庫の鍵付き木製
ロッカーが並び、その奥にある河原
石をドアノブにした白い戸が浴場へ
の入口となっています。
『天城温泉 禅の湯』は、小説『伊豆の踊子』の舞台として知られる湯ヶ野温泉から国道414号(下田街道)で
850mほど北上すると右手に所在する、曹洞宗の名刹・天城山慈眼院がその境内で併営しているYH(ユース
ホステル)です。
2007年に旧天城ハリスコートYHを全面改築したという白基調のモダン
な2階建ての建物は、南側に設けられた駐車場から上がってくると、ま
るでギリシア・サントリーニ島に建ち並ぶ白壁家屋のようで度肝を抜か
れますが、その奥には立派な本堂が隣接していて、そのコントラストに
も驚かされます。

客室数は全12室。禅をコンセプトにしているだけあって床は畳敷きで、
中央には“禅の庭”というガラス張りの中庭が設けられ、入って左手に
あるフロントはもちろん、館内の壁や天井はすべて白色で統一されてい
て、とても明るい雰囲気がします。
立寄り入浴にも積極的で、受付時間は10時から22時までという長時間の
設定となっています。
すぐ下を走る国道への目隠しとして露天の周りに設えられた板塀がいさ
さか興を削ぐものの、コンセプトどおりに静かに落ち着いて温泉を堪能
することができる、瀟洒な良い宿です。         〔11.01.04〕

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