住 所   新潟県糸魚川市梶山広道倉1870
  電 話   090-9016-3212
 営業時間   立寄り 7:00~20:00 (休=11月初~5月上旬)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   梶山新湯
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   56   ℓ/min
 泉 温   49.5  ℃
 pH   6.5
 成分総計   2.650  g/㎏
    Li=0.89/Sr=1.2/Na=540/K=26/Ca=43/Mg=14/NH4=3.7/
  Fe3=0.35/Ba=0.72/Mn=0.41(630㎎/㎏)
  F=1.9/I=0.34/Br=0.76/Cl=320/HCO3=1000/
  H2PO4=0.11(1323㎎/㎏)
  H2SiO3=160/HBO2=17(177㎎/㎏)
  CO2=520(520㎎/㎏)   
         
〔2007.12.13〕
 入浴履歴   初訪12.09.28
 評 価   ★★★★★★
 雨飾温泉
雨 飾 山 荘
                     あまかざりおんせん あまかざりさんそう
名物の露天風呂は、緑鮮やかな植
え込みに囲まれているものの、そ
のネーミングからもっと深山幽谷
っぽいロケーションをイメージし
ていただけに、正直なところいさ
さか拍子抜け。

しかも眺望がほとんど利かず、加
えて植え込みの外で人の気配が感
じられることから、落ち着いて湯
浴みを楽しむことができませんで
した。
壁の基部に岩を積んだ石張りの浴室には、窓ガラスのある奥
に寄せて2.6m強×1.65m強ほどの木造湯船が配され、右奥
から突き出た竹筒から源泉がドボドボと掛け流されていまし
た。

両湯船に供されているのは、山荘前にある鉱泉倉沢の400m
上流の小滝からホースで引湯されているという含食塩-重曹
泉。
茶褐色の湯の華が多量に舞う無色透明の少し熱めの湯は、湯
船の中では湯の香は弱いものの、備え付けのコップで口に含
むと、油臭を帯びた金気臭味と炭酸味・苦味が感じられ、肌
がきしきししました。
一方、内湯は高
い三角形の小屋
組みが剥き出し
となった木造り
で、板張りの脱
衣所には、左に
置かれた小さな
2段棚に籠が2個
ずつ備えられて
いるほか、右側
には岩をコンク
リートで固めて
拵えた台の上に
3個の籠が置か
れています。
浴場は、帳場の手前から左へ延びる廊下を進むと突き当たりの左手、急勾配の
三角屋根が特徴的な別棟に設けられた男女別の内湯と、その左手前に低木の植
え込みで隠れるように設えられた混浴露
天風呂があり、まず“都忘れの湯”と名
付けられた後者を利用させていただきま
した。
格子戸の門を入っていくと、片流れの屋
根が掛かった腰掛けの上にプラスチック
籠2個を備えた簀子敷きの簡易な脱衣ス
ペースがあり、その左側に2.65×1.7m
ほどの石造りの湯船が配され、右手前に
設置された鹿威しを利用して自家源泉が
少しずつ加えられていました。
平成になってから太い柱と梁を残
して改築されたという木造2階建
ての建物は、いかにも山小屋とい
った佇まいで、客室数は全12室、
100名収容となっています。

中央左寄りの玄関から館内へ入る
と、板張りのフロアの正面に秘湯
を守る会の提灯が下がった小さな
帳場があり、立寄り入浴をお願い
します。
『雨飾山荘』は、国道148号(千国街道)の根知谷入口交差点から県道川
尻小谷糸魚川線(225号)で南東へ5.1㎞ほど向かい、山寺橋で根知川の右
岸へ渡ってすぐ右に折れ、鬼ヶ面山や鋸岳など海谷山塊のギザギザした
山稜を左手に仰ぎながら幅員の狭い山道を上ることおよそ7㎞、日本百
名山の一つに数えられる雨飾山(1963.2m)北麓中腹の新潟県側の登山口、
標高約900mに立地する1880(明治13)年創業の雨飾温泉の一軒宿で、日
本秘湯を守る会の会員宿にもなっています。

1818(文政元)年11月に藩役所へ開発が願い出され、“梶山新湯”とも呼
ばれている温泉で、かつては麓から2時間近く歩いて向かわなければな
りませんでしたが、1999年に温泉下のゲートまで道路が開通し、車で乗
り入れできるようになりました。

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対して内湯は、小ぢんまりした造りながら湯治場のような雰囲気が漂い、露天よりも鮮度の良さを感じさせ
る湯にじっくりと向き合うことができ、とても好感しました。               〔13.07.30〕