住 所   長野県下高井郡山ノ内町平穏2305
  電 話   0269-33-2541
 営業時間   立寄り 8:30~20:30 (要確認)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   共益会11号ボーリング
  泉 質   ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   93.0 ℃
 pH   8.43
 成分総計   1.6086 g/㎏
    Na=416.8/K=42.4/Ca=65.6/Mg=0.4(525.3㎎/㎏)
  F=1.6/I=0.4/Br=1.3/Cl=547.6/SO4=264.3/HCO3=23.6/
  CO3=17.2/HS=0.8/HPO4=0.7(857.5㎎/㎏)
  HAsO2=1.7/H2Si03=150.7/HBO2=73.4(225.8㎎/㎏)
                            
〔2002.08.06〕
 入浴履歴   初訪08.07.25 泊
 評 価   ★★★★
 安代温泉
安 代 館
                         あんだいおんせん あんだいかん
各々の湯船に掛け流
されているのは、共
同浴場と同じ共益会
11号ボーリング。

龍宮風呂では適温で
楽しむことができま
したが、古代風呂は
朝一番ということも
あってかなり熱め。
不本意ながら、檜風
呂では少し加水させ
てもらいました。
一方、翌朝の朝食前に利用
したのが、2階に上がると
正面奥、朱塗りの太鼓橋を
渡った先にある古代風呂。

脱衣所は同じような造りで
すが、こちらの浴室は石板
張り。入って右手には一人
用の檜風呂、正面奥には4
名ほど浸かることが可能な、
半円形の上下をカットした
ような変わった形の水色タ
イル張り湯船が配されてい
ました。
夕食前に利用させていただ
いたのが、左奥にある龍宮
風呂。
脱衣所は幅狭で奥行の長い
鰻の寝床のような造りで、
棚に籐籠だけ備えられた温
泉宿らしいスタイルです。

まずまずの広さがある浴室
は玉石タイル張りで、龍の
形を模したものか、横に長
く曲線的な水色タイル張り
の湯船が奥壁に沿って配さ
れていました。
『安代館』は、2008年の夏に安代温泉と湯田中温泉を湯めぐりした際に宿泊利
用(トクートラベル利用 1泊2食7350円)させていただいた1902(明治35)年創業
の老舗の温泉旅館で、黒川橋の北詰から温泉街に入って90mほど、安代大湯の
手前左手に所在します。

石畳に臨んで建つ純和風の建物は木造一部3階建てで、どっしりとした重厚な
風格が感じられます。
館内はさすがに経年による傷みが目に付くものの、浴場へ向かう廊下に架かっ
た朱塗りの太鼓橋や洗面所の傘天井など、昭和初期以来という凝った設えが随
所に見られ、レトロ感とともに、大いに賑わっていたであろう往時を偲ばせて
くれます。
浴場は2階にあり、“龍宮風呂”と“古代風呂”という2つの浴場が、夕食時間
を挟んで男女入替利用となっていました。
ただし、その日の男性宿泊客は自分一人であったため、女将さんからは男湯を
夫婦で貸切利用するよう勧めていただきました。
湯田中渋温泉郷は、下高井郡山ノ内町を流れる横湯川・夜間瀬川とこれに注ぐ角間川の流域に点在する、新
湯田中・湯田中・星川・穂波・安代・渋・角間・上林・地獄谷という9か所の温泉地の総称です。


安代温泉は、国道292号(志賀草津道路)の佐野角間I.Cから県道宮村湯田中停車場線(342号)で星川橋を渡り、
右に折れて東へ0.6㎞余り、黒川橋から上流の横湯川両岸に位置する小さな温泉地です。
多くの宿泊客で賑わう渋温泉に西接し、渋の温泉街を散策しながら石畳を下ってくると、いつの間にやら安
代温泉に辿り着いています。

開湯は江戸時代中期の1705(宝永2)年。
疝気に苦しむ僧が、横湯川の河原で自噴していた源泉の横に湯屋を造ったのが嚆矢とされています。
現在は6軒の温泉旅館と共同浴場2か所からなり、共同浴場は、地元住民と宿泊先で鍵を借りることができる
安代温泉の宿泊客のみ、無料で利用することができます。

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無色透明の湯からは、芒硝臭がほんのり香り、肌の表面が少しビリビリするような感覚を楽しみながら、ゆ
ったりと満喫させていただきました。

この宿で印象に残ったのは、夕食で出されたステーキ。信州のりんごで育てられたという信州牛の肉は柔ら
かくジューシーで、安く宿泊させていただいたことを恐縮してしまうほどの絶品でした。
そして、忘れられないのが女将さん。商売っ気がなくて飾らない、実にサッパリした方で、1泊2日の短い時
間ながら実に気分良く滞在させていただき、とても好感度の高い宿でした。         〔10.09.11〕