住 所   長野県下高井郡山ノ内町平隠1080
  電 話   0269-33-2578
 営業時間   立寄り 要確認
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   黒川第1ボーリング
  泉 質   含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
 湧出量   29.7  ℓ/min
 泉 温   90.3  ℃
 pH   8.3
 成分総計   1.925 g/㎏
    Li=1.3/Sr=0.3/Na=457.0/K=66.7/Ca=76.4/Mg=0.4
  (602.1㎎/㎏)
  F=1.8/Br=3.4/Cl=707.2/SO4=219.4/HCO3=48.8/
  HS=1.7/S2O3=3.1(985.4㎎/㎏)
  HAsO2=2.3/H2SiO3=228.2/HBO2=106.9(337.4㎎/㎏)
  H2S=0.1(0.1㎎/㎏)
            〔2008.11.28〕
 入浴履歴   初訪10.05.15
 評 価   ★★★★
 安代温泉
ひなの宿 安楽荘
                     あんだいおんせん ひなのやど あんらくそう
朝9時半ごろに訪問して立寄り入浴
をお願いしたところ、「今の時間帯
であれば」と快く応じて下さいまし
た。
浴場は、板張りの廊下をまっすぐ進
んで突き当たり左手の階段を下り、
卓球台が置かれた横を通過して再び
階段を上った先に設けられており、
一応男女別に分かれていますが、今
回は、手前側の男湯を貸切利用させ
ていただきました。
加水と全客室に備えられている部屋風呂に配湯するために貯湯槽が利用
されているとのことでしたが、右岸側の各旅館や共同浴場で利用されて
いる湯田中から引かれた共同源泉(共益会11号ボーリング)とは明らかに
異なるとても存在感のある源泉で、十分満足感が得られました


立寄り入浴にもかかわらず、帰り際にはご主人と女将さんのお見送りも
あり、その温かい応対ぶりに一度宿泊してみたいと強く感じた湯宿でし
た。                          〔12.01.01〕
湯田中渋温泉郷は、下高井郡山ノ内町を流れる横湯川・夜間瀬川とこれに注ぐ角間川の流域に点在する、新
湯田中・湯田中・星川・穂波・安代・渋・角間・上林・地獄谷という9か所の温泉地の総称です。

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淡褐色半透明の溶き卵の
ような湯の華が浮遊する
無色透明の湯からは、湯
口で茹で玉子臭味が感じ
られ、浴槽内でも硫黄臭
が仄かに香り立っていま
す。

肌触りは少しキシキシす
る感じで、加水で湯温調
整されているとはいえ、
朝風呂にはぴったりの少
し熱めで良く温まるお湯
でした。
仕切り壁の下端に設けられた湯口から湯船にたっぷりと掛け流されてい
るのは、敷地裏手の脇で湯けむりを上げている自家源泉の含食塩-硫黄
泉。
幅狭で奥行きの長い少し殺風景な感
じがする脱衣所には、簀子が横向き
に敷かれ、右手には2段の棚に8個の
籠が備えられていました。

左側のガラス扉の先にある浴室は平
石張りで、左にシャワーカラン、ガ
ラスブロックの仕切り壁がある右側
に御影石で縁取った奥行き2.7m、
幅1.55mほどの台形を呈した淡い水
色タイル張りの湯船が奥に寄せて配
されています。
『ひなの宿 安楽荘』は、6軒の宿の
中では唯一横湯川の左岸に立地して
いる1957年創業の温泉旅館で、黒川
橋を渡って左へ折れ、上流側へ30m
ほど向かうと右手に所在しています。

背後にはかなり年季の入ったコンク
リート造りの建物が続いているもの
の、横湯川に面した手前の建物は、
雌黄色の外壁に千本格子が多用され
た数寄屋風の和風建築で、しっとり
とした風情が感じられます。
安代温泉は、国道292号(志賀草津道路)の佐野角間I.Cから県道宮村湯
田中停車場線(342号)で星川橋を渡り、右に折れて東へ0.6㎞余り、黒
川橋から上流の横湯川両岸に位置する小さな温泉地です。
多くの宿泊客で賑わう渋温泉に西接し、渋の温泉街を散策しながら石
畳を下ってくると、いつの間にやら安代温泉に辿り着いています。

開湯は江戸時代中期の1705(宝永2)年。
疝気に苦しむ僧が、横湯川の河原で自噴していた源泉の横に湯屋を造
ったのが嚆矢とされています。
現在は6軒の温泉旅館と共同浴場2か所からなり、共同浴場は、地元住
民と宿泊先で鍵を借りることができる安代温泉の宿泊者のみ、無料で
利用することができます。