住 所   長野県松本市浅間温泉3-31-30
  電 話   0263-46-1097
 営業時間   立寄り 10:00~21:00(土 15:00)
 入浴料   600円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   第1号源泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   287   ℓ/min
 泉 温   46.5  ℃
 pH   8.8
 成分総計   0.399 g/㎏
    Li=0.04/Sr=0.2/Na=81.4/K=1.5/Ca=32.2/Mg=0.05/
  Fe2=0.1/Ba=痕跡(115.5㎎/㎏)
  F=1.3/Cl=31.7/SO4=185.0/HCO3=25.9/CO3=3.0/
  HS=0.3(247.2㎎/㎏)
  H2SiO3=35.7/HBO2=0.6(36.3㎎/㎏)
  H2S=痕跡(0㎎/㎏)   
          
〔2006.07.18〕
 入浴履歴   初訪12.11.03
 評 価   ★★★★
 浅間温泉
坂 本 の 湯
                             あさまおんせん さかもとのゆ
939(天慶2)年に土豪の犬飼半左衛門によって発見され、“犬飼の湯”
と呼ばれていたとのことですが、685(天武14)年に天武天皇が三野王
に信濃国の地形図を献上させ、行幸を計画したと『日本書紀』に記録
されている「束間の温湯」を、この湯に比定する説(ほかに美ヶ原温
泉説)もあります。
戦国時代の終わりには、初代松本城主の石川数正が御殿湯(浅間御殿)
を造営し、三男康次の子晶光(小口楽斎)を初代湯守に任じ、代々小口
家にその管理に当たらせました。

現在では、26軒の宿泊施設や日帰り入浴施設2か所、共同浴場多数が
建ち並び、これらの浴場には、基本的に集中管理された第1号・第2号
・第4号・東北・山田・大下・鷹の湯の7源泉が利用されています。
無色透明の少し熱めの湯は、浴槽内では焦げ硫黄臭が仄かに香る程度
で、仙気の湯のようなつるつるした肌触りもありませんが、湯口では
玉子臭味と少苦味が感じられ、よく温まる良泉でした。


立寄り入浴にもかかわらず、受付時に貴重品を預かっていただいたご
主人の応対は丁重で物腰が柔らかく、源泉に人工的な手を一切加えな
いという温泉利用に関する拘りともども、とても好感しました。
                          〔13.09.24〕
浴室は檜の板タイル張り
で、手前側は左右にシャ
ワーカランを2基ずつ設
置した洗い場となってお
り、ガラス窓のある奥に
は、角材で縁取り、床と
同じ板タイルで仕上げた
3.35×1.6mほどの檜造
りの湯船が配されていま
した。
浴場はフロントとは反対の玄関の左側にあり、小石を埋め込んだ趣のあるアプ
ローチの突き当たりが女湯、手前右手が男湯に分かれていました。
脱衣所はそれほど広くはなく、左には籠を
3個ずつ載せた3段棚が設えられ、その向か
いには洗面ボウル2基のパウダーコーナー
が設けられています。
浅間温泉は、松本市街の中心から北北東へ約4㎞、大正山(1060.1m)を背後に緩やかに西へ傾斜する高台に
形成された、“松本の奥座敷”と呼ばれる中信地域を代表する温泉地です。

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左辺の中央に設えられた石造りの湯口からトボトボと掛け流
されているのは、共同源泉の一つである第1号源泉。
『坂本の湯』は、国道143号から県道惣社岡田線(284号)を経由して東へ
上ることおよそ1.4㎞、日帰り入浴施設である枇杷の湯の右横を抜けた
温泉街の北東隅に所在する、1757(宝暦7)年から養蚕業を営み、1885(明
治18)年に旅館業を始めたという老舗の温泉旅館です。

T字路の左角に建つ砥粉色の瀟洒な建物は、1990年に改築され、翌年に
松本市の都市景観賞を受賞したという純和風数寄屋造りの3階建てで、
客室は全8室を数えます。
暖簾の掛かったガラス戸の玄関を入ると、正面には前面がガラス張りと
なったゆったりしたロビーがあり、右手前のフロントで立寄り入浴をお
願いします。