住 所   長野県松本市浅間温泉3-4-22
  電 話   0263-46-5553
 営業時間   6:30~20:00 (休=不定休)
 入浴料   400円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   浅間温泉混合泉 (2号源泉・4号源泉・大下源泉・
             東北源泉)
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   49.7  ℃
 pH   8.7
 成分総計   0.4111 g/㎏
    Li=0.04/Sr=0.2/Na=87.8/K=1.7/Ca=31.9/Mg=0.03/
  Fe2=0.06/Ba=痕跡(121.7㎎/㎏)
  F=1.4/Cl=33.3/SO4=187.5/HCO3=25.0/CO3=4.2/
  NO3=0.05/HS=0.2(251.7㎎/㎏)
  H2Si03=36.9/HBO2=0.8(37.7㎎/㎏)
  H2S=痕跡(㎎/㎏)
           
〔2006.07.18〕
 入浴履歴   初訪09.05.04,最終09.09.05(2回目)
 評 価   ★★★★
 浅間温泉
仙 気 の 湯
                           あさまおんせん せんきのゆ
タイル張りの浴室も同様で、手前には左右両側に4基のカラ
ン(うち3基はシャワー付き)が並び、奥には2.7×1.45mほど
のタイル張り湯船が配されています。
『仙気の湯』は、温泉街の中心から“湯の街通り”と呼ばれる緩やかな
坂道を50mほど上ると左手に所在する、浅間温泉では2か所のみとなっ
ている外来利用が可能な共同浴場の一つです。
江戸時代より“疝気”(大・小腸や腰部が痛む病気)に効く名湯として知
られ、1950年に北せんきの湯の隣から現在地に移転し、1989年に昭和の
湯と合併して、2階に公民館を併設した現在の白壁瓦葺きの浴舎に建て
替えられました。

誇らしげに木製の扁額が掲げられた格子戸を潜ると、正面に券売機が設
置されており、入浴券を番台に手渡して浴場へ向かいます。
脱衣所には木製ロッカーが20庫備えられているものの、空間的にはさほ
ど広くないため、混雑時には身動きに窮してしまいそうです。
939(天慶2)年に土豪の犬飼半左衛門によって発見され、“犬飼の湯”
と呼ばれていたとのことですが、685(天武14)年に天武天皇が三野王
に信濃国の地形図を献上させ、行幸を計画したと『日本書紀』に記録
されている「束間の温湯」を、この湯に比定する説(ほかに美ヶ原温
泉説)もあります。
戦国時代の終わりには、初代松本城主の石川数正が御殿湯(浅間御殿)
を造営し、三男康次の子晶光(小口楽斎)を初代湯守に任じ、代々小口
家にその管理に当たらせました。

現在では、26軒の宿泊施設や日帰り入浴施設2か所、共同浴場多数が
建ち並び、これらの浴場には、基本的に集中管理された第1号・第2号
・第4号・東北・山田・大下・鷹の湯の7源泉が利用されています。
浅間温泉は、松本市街の中心から北北東へ約4㎞、大正山(1060.1m)を背後に緩やかに西へ傾斜する高台に
形成された、“松本の奥座敷”と呼ばれる中信地域を代表する温泉地です。

トップページへ



長野県の温泉へ



左奥の湯口から掛け流さ
れている飲泉も可能な無
色透明の湯は、少し熱め
でほとんど無味無臭です
が、つるつるした肌触り
がとても気持ちが良く、
湯の中では白色半透明の
綿状の湯の華が多く認め
られました。
湯温が高いうえに浴室も手狭なため、入浴客が多いと長湯には適いませんが、歴史ある浅間温泉を気軽に楽
しめる浴場として貴重な存在であることは言を俟ちません。                〔11.02.17〕