住 所   福井県あわら市温泉1-306
  電 話   0776-77-2047
 営業時間   2012.08.31 閉館
 入浴料   600円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   芦原温泉第53・54号 混合泉
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
 湧出量   70   ℓ/min
 泉 温   69.0  ℃
 pH   7.07
 成分総計   8.68   g/㎏
    Li=0.9/Sr=21.7/Na=2043/K=180.0/Ca=1022/Mg=3.5/
  Mn=0.2(3271㎎/㎏)
  F=2.3/Br=20.2/Cl=4878/SO4=332.8/HCO3=27.5/
  HS=0.4(5261㎎/㎏)
  H2Si03=88.7/HBO2=28.2(116.9㎎/㎏)
  CO2=28.6/H2S=0.4(29.0㎎/㎏)
   
〔2005.06.30〕
 入浴履歴   初訪09.05.31
 評 価   ★★★★
 芦原温泉
米  和
                              あわらおんせん こめわ
浴室はタイル張りの落ち着いた造りで、左壁に6基のシャワ
ーカラン、右奥に御影石で縁取り、白と青色の丸モザイクタ
イルを張った3.3×2.4mほどの長方形の湯船を配し、その横
には石製の小さな飲泉場も設けられています。

右奥の礫積みの湯口から静かに掛け流されているのは、この
宿が有する2本の自家源泉。
湯船を満たした無色透明の湯からは、成分臭がわずかに感知
できる程度ですが、飲泉場の湯からは、茹で玉子のような芳
ばしい硫黄臭がはっきり香り、塩味・少苦味とともに渋味も
感じられました。
『米和』は、あわら湯のまち駅前のロータリーから県道芦原湯町停車場
線(121号)を北へ100m、県道芦原丸岡線(9号)との交差点の左斜め前に
建つ、開湯間もない1885(明治18)年に創業した老舗の温泉旅館です。

1985年に改築された客室数23室を擁する建物は、日本古来の情緒に拘っ
た木造の3階建て。
温泉についても、熱交換器・プレートファンヒーターで湯温調整を行う
など源泉100%に拘り、湯めぐり手形なしでも立寄り入浴を受け付けて
います。
館内に入ると、正面には中庭を臨むロビー。左手前に帳場があり、ここ
で立寄り入浴を申し出て、入浴料を支払います。
芦原温泉は、北陸自動車道金津I.Cから広域農道(坂井丘陵フルーツライン)と国道305号を経由して9㎞余り、
20数軒の温泉宿を擁し、“関西の奥座敷”とも称される越前屈指の温泉地です。
開湯は1883(明治16)年。堀江十楽の一人の農民が水田に灌漑用の井戸
を掘削したところ、約80℃の温泉が湧出し、翌年には数軒の温泉宿が
開業しました。
1912(明治45)年の旧国鉄三国線の開通を機に発展し、1956年に起きた
芦原大火の後、現在の形の温泉街が整備されました。

結構広範囲に旅館が点在しているなど、街自体には少しまとまりのな
さも感じられますが、近年では、湯めぐり手形を販売したり、2007年
にえちぜん鉄道三国芦原線のあわら湯のまち駅前に「あわら温泉屋台
村 湯けむり横丁」をオープンさせるなど、温泉街を盛り上げていこ
うという試みも繰り広げられています。
熱交換器を利用して湯温の調節が行われているとはいえ、もともと泉
温が70℃近い高温泉であるために湯温はやや熱めで、泉質とも相俟っ
て身体に少しガツンときました。

ポツポツと立寄りの入浴客が訪れているにもかかわらず、館内は照明
も灯されず、昼中でも薄暗い有様でしたが、拘りの湯はさすがに本物
で、初めての芦原温泉をじっくりと満喫することができました。
                           〔11.02.21〕
建物は中庭を囲んで回廊状に巡る
構造で、浴場は帳場の前から廊下
をまっすぐ進み、右へ折れて少し
先の右手が男湯の大浴場、左が婦
人浴場となっています。
また、少し離れた建物の奥には、
露天岩風呂も設けられています。

脱衣所は板張りで、左手には底が
竹編みとなった24庫の脱衣箱が備
えられていました。

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