住 所   大分県別府市富士見町1-16
  電 話   
 営業時間   6:00~10:00 / 14:00~23:00
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   別府市温泉供給事業富士見線
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   58.5  ℃
 pH   6.9
 成分総計   0.727 g/㎏
    Li=1.2/Sr=0.2/Na=157.0/K=16.3/Ca=15.4/Mg=5.7
  (195.8㎎/㎏)
  F=0.5/Br=0.5/Cl=154.0/SO4=74.4/HCO3=138.0/
  NO3=1.5/HPO4=0.2(369.1㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=151.0/HBO2=7.2(158.4㎎/㎏)
  CO2=4.0(4.0㎎/㎏) 
            〔2016.03.17〕
 入浴履歴   初訪13.02.10
 評 価   ★★★★
 別府温泉
富士見第二温泉
                       べっぷおんせん ふじみだいにおんせん
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
掛け流しで供
されているの
は、第一富士
見温泉や幸温
泉・大和温泉
といった近隣
の浴場でも利
用されていた
鶴見園から引
湯されている
富士見線と呼
ばれる共同源
泉。
タイル張りの浴室は、掘り下げられている分、天井がとても高く感じら
れ、正面と左側の2面に巡らされた磨りガラス窓から柔らかな陽が射し
込み、採光はとても良好です。

中央には長径2.45、短径1.85mほどのオーバル形を呈した水色タイル張
りの湯船が配され、右手前に設置された源泉枡から浴槽内右手前の湯口
を介して源泉が注入されるようになっていました。
『富士見第二温泉』は、富士見通り
4丁目交差点から1本東側の狭い通り
を30m余り北へ向かうと右側に所在
する、1950年12月に創設された富士
見自治会が管理運営している市有区
営の共同浴場です。

通りからやや後退して建つ建物は一
部鉄筋造りの2階建てで、右端の階
段から昇降する2階部分は富士見公
民館となっています。

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無色透明の清澄な湯からは、石鹸のような成分臭と甘味が感じられ、つるり感はないものの、単純温泉ら
しい柔らかくさっぱりした普段使いにぴったりの良泉でした。

これまでに何度も足を運んでいたものの、いつも地元組合員で賑わっていたことから入湯を見送ってきた
共同湯。
年季の入った浴場は、外観から受ける印象を遥かに上回る良い風情を醸し出しており、大満足の訪問とな
りました。                                     〔13.11.12〕
浴場は脱衣所とその奥に続
く浴室の間に仕切りがなく、
浴室が階段で6段下りたと
ころに設けられている半地
下式一体型の造りで、板張
りの脱衣所には左に18、右
に12庫の脱衣箱が設えられ、
右手前には駅のホームに設
置されているような4名分
のベンチが備えられていま
した。
中央のガラス戸の張り紙に「会員
以外の方は必ず一人百円の料金を
払ってから入浴して下さい」と記
されているように、組合員以外に
も開放されており、外来の利用者
は右横に置かれた料金箱に入浴料
を納めるようになっていました。

ガラス戸を入ると浴場は左右に分
かれ、左が男湯となっています。