住 所   大分県別府市上野口町2-43
  電 話   
 営業時間   組合員専用
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   
 湧出量       ℓ/min
 泉 温        ℃
 pH   
 成分総計        g/㎏
    
  
  
  
  
  

 入浴履歴   初訪16.04.02
 評 価   ★★★★
 別府温泉
上 野 口 温 泉
                       べっぷおんせん かみのぐちおんせん
右壁には2基の水カランが並び、左壁の中央にコンクリートで縁取ら
れた1.5m四方ほどの水色タイル張り湯船が一辺を壁に寄せて配され
ていました。
湯船には左奥の源泉枡から奥辺左寄りの側面下端に突き出したパイプ
を介して源泉が加えられ、ほぼ無色透明の湯からは、無味ながら弱い
成分臭が香り、肌がしっとりしました。


湯上がり後、通り向かいの停留所でお会いした横浜から移住されてき
たというお婆さんから「この浴場は温すぎて風邪を引くわ」というお
話を伺い、帰宅後、同様に紹介されているサイトも目にしましたが、
訪問時には幸いにも熱めの湯温となっていました。   〔17.01.01〕
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
浴室は淡桃色
のタイル張り
で、湯船の大
きさに比して
十分過ぎるほ
どの広々した
洗い場が確保
されているユ
ニークな造り
となっていま
す。
1階の中央にアルミサッシの扉が
向かい合い、右側が男湯の入口。

扉を入って左へ折れると、浴場は
脱衣所の奥に一段下がった浴室が
そのまま続く一体型の造りで、コ
ンクリート打ちっ放しのゆったり
した脱衣所には左に寄せて簀子が
敷き並べられ、左壁には10庫の脱
衣箱が設えられています。
『上野口温泉』は、別府市役所から北へ直線距離で約40m、市役所北交
差点から富士見通りへ向かって南東へ90m足らず下ると亀の井バスの上
野口市役所北口停留所のすぐ南に所在する市有区営の共同浴場です。

バス通りから少し奥へ引っ込んで建つ建物は臙脂色のトタンで屋根を葺
いた入母屋造りの2階建てで、左端の階段で昇降する2階は上野口町一区
公民館となっています。
通常は外来入浴の叶わない組合員専用の浴場で、区営・一般温泉の無料
開放日に訪問しました。

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