住 所   大分県別府市野口中町12-4
  電 話   
 営業時間   6:00~10:00 / 14:00~22:20
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   山手温泉
  泉 質   酸性-ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   96.3  ℃
 pH   
 成分総計   2.679  g/㎏
    H=1.6/Li=4.6/Sr=0.2/Na=581/K=143/Ca=35.3/Mg=3.8/
  NH4=2.6/Fe2=2.3/Zn=0.3/Mn=1.1(775.8㎎/㎏)
  F=1.4/I=0.2/Br=2.6/Cl=925/SO4=311/HSO4=16.6/
  NO3=0.4/H2PO4=0.4(1257.6㎎/㎏)
  HAsO2=1.1/H2SiO3=593/HBO2=29.1(623.2㎎/㎏)
  CO2=22.4(22.4㎎/㎏)
           
〔2009.12.11〕
 入浴履歴   初訪12.10.06
 評 価   ★★★★
 別府温泉
野口中央温泉
                    べっぷおんせん のぐちちゅうおうおんせん
『野口中央温泉』は、駅前通りから
県道亀川別府線(645号)で北へ向か
い、春日通りの手前で分かれて北西
へ延びる旧小倉街道で約500m、郷
谷通りと交差する細長い三角形のよ
うな敷地に所在する、1932年頃に創
設されたという市有区営の共同浴場
です。
土地の形状に合わせて上手側が幅狭
となった白壁の建物は、鉄筋コンク
リート造りの2階建てで、2階には野
口中町公民館が併設されています。
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
ほぼ無色透明の適温湯からは、わずかに焦げたような香りと極薄の塩味、
微弱な酸味が感じられ、食塩泉らしく肌がしっとりしました。


これまで何度も前を通りながら、いつも混み合っていたために訪問を見
合わせてきましたが、別府の共同浴場では典型とされながらも、近年は
その数を減じつつある趣ある半地下式一体型の浴場で入湯を果たすこと
ができ、満足のいく湯浴みとなりました。        〔13.09.09〕
タイル張りの浴
室には、中央に
1.7m強×1.6m
強ほどのタイル
張りの方形湯船
が配され、右手
前に挿入された
コック付きのパ
イプを介して、
ラクテンチから
引かれている酸
性純食塩泉が注
入できるように
なっています。
浴場の造りは、脱衣所とその右側に
並ぶ浴室との間に仕切りがなく、浴
室が4段分下がった位置にある半地
下式一体型で、板張りの脱衣所には、
左側に20庫の脱衣箱が設えられてい
ました。

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臼杵の日本画家 白須心華揮毫の扁額が上に掲げ
られたガラス扉の入口を入ると、すぐ左手に無人
の番台があり、組合員以外の利用者は、ガラス小
窓の前に設えられた料金投入口に入浴料を納める
ようになっています。

浴場は公民館に上がる正面の階段の手前を右へ折
れた奥にあり、左が男湯、右が女湯となっていま
す。