住 所   大分県別府市北浜3-6-23
  電 話   0977-21-1155
 営業時間   立寄り 15:00~17:00
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   三泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   58.7  ℃
 pH   8.3
 成分総計   1.408 g/㎏
    Li=0.7/Na=285.0/K=50.8/Ca=26.3/Mg=5.8/Mn=0.1
  (368.7㎎/㎏)
  Cl=159.3/SO4=105.4/HCO3=537.0/CO3=24.0
  (825.7㎎/㎏)
  H2SiO3=195.3/HBO2=5.4(200.7㎎/㎏)
  CO2=13.0(13.0㎎/㎏)
            〔2010.07.13〕
 入浴履歴   初訪10.07.16
 評 価   ★★★★
 別府温泉
ホテル三泉閣
                         べっぷおんせん ほてるさんせんかく
男女時間交替の浴場は、5時から9
時は6階、15時から1時は9階が男
湯となっており、訪問時も9階を
利用するよう案内されました。

脱衣所は籐タイル張りで、混み合
わなければまずまずゆったりとで
きる広さがあります。
3段の棚には50個の籠が並べられ、
その横には、毎日汲んできている
という朝見神社の湧水“萬太郎清
水”が備えられていました。
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
奥の真ん中寄りに設けられた3段積みの岩湯口から掛け流されてい
るのは、地下250mで掘削され、動力揚湯されている自家源泉の含
食塩-重曹泉。
60℃近い高温泉のために4%ほど加水されているうっすら黄色味を
帯びた透明の湯は、ほぼ無味無臭ながら、口に含んでみるとわずか
に油臭が感じられ、「悠彩の宿 望海」の湯には及ばないものの、
肌も少しつるつるしました。

湯温が少し高めのために長湯には適さないものの、これを助けてく
れたのが掛け流しの水風呂。
地下水を利用しているために極端に冷たくなく、主浴槽との間で快
適な温冷交互浴を楽しむことができました。
窓の下には22基のシャワ
ーカランが並び、中央に
は長径6.2m、短径3.5m
ほどの大きなオーバル形
をした平石張りの湯船、
左手前にはサウナが配さ
れ、サウナの前の窓際に
は、御影石造りの水風呂
が設けられています。
平石張りの浴室は広々としており、脱衣所のある手前側を除
く3面に嵌められたガラス窓からは、亀川方面から別府湾が
一望できます。
『ホテル三泉閣』は、国道10号の北浜交差点から北へ240m、別府タワ
ーと対峙するように国道の西側に所在する1955年1月創業のホテルで、
昔、この地に3つの源泉が湧出していたことから名付けられたそうです。

客室数68室を擁する鉄筋コンクリート造り9階建ての建物は、赤茶色の
外壁が特徴的。
建物自体には多少経年の傷みが認められるものの、広々とした1階ロビ
ーを始めとして館内は古さをほとんど感じさせず、外観から受ける印象
との違いに少々戸惑いました。
浴場は6階に露天風呂大浴場“豊の湯”、9階に展望大浴場“石泉の湯”
があり、ロビー左手のフロントで立寄り入浴をお願いし、その先にある
エレベーターで浴場へ向かいます。

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眺望に恵まれているだけに、もう少し開放感があればと思わなくもありませんが、貸切状態でゆったりと湯
浴みを満喫することができ、まずまずの満足感を得ることができました。          〔11.11.15〕