住 所   大分県別府市北浜3-14-3
  電 話   0977-22-0275
 営業時間   立寄り 12:00~17:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   別府温泉 清海荘内湯
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   70   ℓ/min
 泉 温   52.3  ℃
 pH   8.2
 成分総計   1.732 g/㎏
    Na=398.5/K=41.4/Ca=33.1/Mg=8.2/Mn=0.1
  (481.3㎎/㎏)
  Cl=307.5/SO4=21.0/HCO3=702.4/CO3=30.0
  (1060.9㎎/㎏)
  H2SiO3=139.7/HBO2=6.4(146.1㎎/㎏)
  CO2=44.0(44.0㎎/㎏)
          〔2004.11.30〕
 入浴履歴   初訪10.07.16
 評 価   ★★★★
 別府温泉
天空湯房 清海荘
                 べっぷおんせん てんくうゆぼう せいかいそう
湯口の位置の関係で、湯温は主浴槽が少し熱めで、寝湯はや
やぬるめ。
高温泉のために湯溜め時のみ水を加え、以後は源泉だけを注
入しているという源泉率がほぼ100%に近い無色透明の湯は、
少しつるっとするもののほぼ無味無臭で、湯口の湯を口に含
むと、微弱ながら油臭のような湯の香と少渋味が感じられま
した。


前面が大きなガラス張りとなった寝湯では、寝ながらにして
別府湾を一望でき、夏場には快適な湯温であったことも手伝
って、爽快な湯浴みを楽しむことができました。
ほんのひと時ながら、炎天下の湯めぐりの疲れを癒すことが
でき、好感の残った浴場です。        〔11.11.11〕
浴室には、右壁に沿って
7基のシャワーカラン、
左側に2.6×2.2mほどの
檜の主浴槽とその奥に3
名分の寝湯が配され、そ
れ以外の部分には防水畳
が敷かれています。

左手前の木箱に納められ
たパイプ湯口より掛け流
されているのは、1981年
12月に地下300mで掘削
された泉源から20m引湯
されている自家源泉。
脱衣所には4段2列の棚が置かれ、
それぞれに2個ずつ籠が納められ
ています。
全28室の客室を擁する鉄筋コンクリート造り6階建ての建物は、浅黄
を主体に唐紅を加えた外壁の色遣いがいささか奇抜な印象を与えます
が、玄関の自動扉から一歩中に入ると、館内には絨毯が敷かれ、シン
プルでモダンな落ち着いた雰囲気が感じられます。
右手にフロントがあり、ここで立寄り入浴をお願いし、反対側にある
エレベーターで上に上がります。

浴場は男女別の展望大浴場のほか、最上階には土佐檜を使用した4室
(北斗七星・流れ星・銀河・天の川)の貸切露天風呂“天空湯房”があ
り、こちらも1室50分2000円で利用可能となっています。
初訪である今回は、2005年に改装されたという6階の展望大浴場を利
用させていただきました。
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
『天空湯房 清海荘』は、国道10号線の北浜交差点から北へ2本目の通りを海側へ100mほど入った突き当た
り、別府湾に沿って建ち並ぶホテル群の中ではちょうど真ん中に位置する、1965年に創業した北浜地区の中
規模ホテルです。

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エレベーターを下りると、いきなり
正面が展望大浴場の入口。
大きな暖簾と縦格子戸という、和の
設えがお出迎えです。

右側には、4脚のベンチがロの字に
置かれた湯上がり後の休憩スペース
が設けられており、その右手前が天
空湯房の入口となっていました。