住 所   大分県別府市上野口町29-13
  電 話   0977-24-5320
 営業時間   11:00~21:00 (休=火)
 入浴料   270円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   別府市温泉供給事業石垣線
  泉 質   単純温泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   78.0  ℃
 pH   6.4
 成分総計   0.845 g/㎏
    Li=0.4/Na=89.2/K=8.3/Ca=17.5/Mg=8.2/Al=0.3/
  Fe2=0.2(124.1㎎/㎏)
  Cl=60.7/SO4=105.2/HCO3=103.7(269.6㎎/㎏)
  H2SiO3=119.3/HBO2=2.2(121.5㎎/㎏)
  CO2=329.3(329.3㎎/㎏)
          
〔2009.03.27〕
 入浴履歴   初訪13.10.12
 評 価   ★★★★
 別府温泉
芝 居 の 湯
                                べっぷおんせん しばいのゆ
『芝居の湯』は、別府市役所北側の
市役所北交差点から鉄輪方面へ向か
う通りを450mほど上った右側、数
寄屋建築の第一人者である早川正夫
氏が設計し、電動式回り舞台や取り
外し可能な枡席を設けるなど江戸時
代の芝居様式を採り入れた多目的ホ
ールを擁する新しいタイプの多目的
公民館として1995年4月に開館した
「別府市コミュニケーションセンタ
ー」内に併設されている市営温泉で
す。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
打たせ湯槽との仕切りに設えられた湯口から掛け流されているのは、南須賀温泉や吉弘第一温泉でも利用さ
れていた堀田より引湯されている単純温泉。
主浴槽では無色透明で熱め寄りの適温、打たせ湯槽ではうっすらと白く濁ったややぬるめの湯で、主浴槽の
湯口付近ではガスっぽい匂いが香り、肌が少しつるつるしました。

営業開始の時刻がいささか中途半端なことに加え、前をバスで通過する度に駐車されている車の多さを目に
していたことから、訪問が後回しとなってしまいましたが、ソープ類も完備されていて入浴料は270円。
泉都別府ならではのお得な浴場でした。                         〔14.11.06〕
浴室には全体に御影石が用いられ、太い柱で支えられた天井
は高く、照明を抑えた落ち着いた造りとなっています。
板地川に架かる橋を渡ると、左右に長く延びた木造平屋建て一部2階
建ての白壁建物の右端が入浴施設となっており、紫色の暖簾が掛かる
格子戸の入口を入り、すぐ右手にある管理室の窓口で入浴料を支払い
ます。

板張りの廊下を奥へ進み、両側に畳敷きの談話室を備えた吹抜けの階
段を11段分下りると、踊り場から左右両側へ分かれて折り返す4段の
階段の先に男女別の浴場が設けられており、左側が男湯となっていま
す。

別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。

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右に3、左に2基のシャワ
ーカランが並び、ガラス
窓を通して庭園を眺める
ことができる正面には、
右側に4.85×3.0mほど
の主浴槽、左に2条の打
たせ湯槽が配されていま
した。
暖簾掛けの格子戸を入ると、脱衣
所には左手前に16庫の鍵付きロッ
カーが設置され、左奥にはドライ
ヤーも完備された洗面ボウル3基
のパウダーコーナーが設けられて
いました。