住 所   大分県別府市中島町14-17
  電 話   
 営業時間   6:30~10:00 / 14:00~22:30 (休=15日)
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   新光泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   52.0  ℃
 pH   7.3
 成分総計   0.872  g/㎏
    Li=1.0/Na=118.0/K=14.9/Ca=25.1/Mg=19.2/Fe2=0.5/
  Mn=0.4(179.1㎎/㎏)
  I=0.4/Cl=79.8/SO4=100.8/HCO3=300.0/HPO4=0.6
  (481.6㎎/㎏)
  HAsO2=0.3/H2SiO3=200.0/HBO2=7.7(208.0㎎/㎏)
  CO2=3.5(3.5㎎/㎏)   
         
〔2009.04.28〕
 入浴履歴   初訪12.10.07
 評 価   ★★★★
 別府温泉
新 光 泉
                              べっぷおんせん しんこうせん
脱衣所より一
段分低くなっ
た浴室は、天
草陶石のタイ
ルで仕上げら
れ、右壁には
水カランと温
冷カランが各
1基、中央に
は御影石で縁
取った2.0×
1.4mほどの
平石張りの湯
船が奥に寄せ
て配されてい
ます。
『新光泉』は、流川12丁目のバス停から別府ラクテンチへ向かって流川
通りを西進し、300m先の四つ角を左へ折れ、緩やかな坂を25mほど下
ると左手に所在する、1941年に創設された共同浴場です。

1973年に建てられたという鉄筋コンクリート造り2階建ての四角い形を
した建物には、正面中央のガラスサッシ戸の上に書かれた「新光泉」と
いう文字以外に浴場を示すものは何もないため、離れたところからでは
その存在に気が付かないでしょう。
営業時間の詳細が判らないため、昼過ぎに一度訪れたところ、施錠がさ
れていたことから一旦出直し。
午後1時40分頃に到着して建物前で待っていると、管理人さんが自転車
で来られ、2時少し前に開場して下さいました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
コックによって注入量を調節できるパイプ湯口から浴槽内で加えられ
ているのは、独自源泉である単純温泉。
営業再開直後で少しぬるめとなっていた無色透明の湯は、ほぼ無味無
臭の癖のないもので、今回の別府湯めぐりの〆湯としてゆったりと独
占浴を楽しませていただきました。


大好きな天草陶石の床に、妖しく青光りする石造りの湯船。
閑静な住宅街でこのような手の込んだ浴室を持つ共同浴場に出会うこ
とができ、改めて泉都別府の奥深さを思い知らされました。
                          〔13.10.02〕

管理人は常駐ではなく、中へ入る
と正面に石造の薬師如来を祀った
番台があり、外来入浴者は備え付
けの料金箱に入浴料を納めるよう
になっています。
浴場は左右に分かれ、男湯は左。
脱衣所と浴室がガラス戸で仕切ら
れた分離型で、板張りの脱衣所に
は、左上の1庫のみ蓋を付けて忘
れ物入れとした14庫の脱衣箱が正
面に設えられ、左手前には木製の
ベンチも備えられていました。
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。

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