住 所   大分県別府市上田の湯町16-36
  電 話   0977-21-2111
 営業時間   立寄り 13:00~15:00 (休=月)
 入浴料   1000円 (内、タオルセット200円,持込み不可)
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   楠湯貯泉槽
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   54.8  ℃
 pH   8.4
 成分総計   1.039 g/㎏
    Li=1.0/Sr=0.3/Na=158.0/K=15.3/Ca=40.2/Mg=25.1/
  Fe2=0.7/Ba=0.1(240.7㎎/㎏)
  F=0.2/Br=0.2/Cl=81.1/SO4=57.1/HCO3=439.0/
  CO2=13.2/NO3=0.8/S2O3=0.2/HPO4=0.2(592.0㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2SiO3=203.0/HBO2=3.7(206.8㎎/㎏)
                            〔2009.03.17〕
 入浴履歴   初訪11.03.19
 評 価   ★★★★
 別府温泉
ホ テ ル 白 菊
                             べっぷおんせん ほてるしらぎく
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
内湯では手前中央の箱のような湯口、露天では巨岩を積み上げた岩組
みに設けられた2か所の湯口から、2000年8月に地下150mで掘削され
た自家源泉を10m引湯して掛け流し。
5%ほど加水されていることも手伝って、無色透明の湯はほぼ無味無
臭で決して個性的ではありませんが、肌が少しつるりとして思ってい
た以上に満足感が得られました。

どちらかと言えば、落ち着いて入浴に集中できる小ぢんまりした浴場
の方が好みですが、たまにはこうした巨大な湯船でのんびりと時を過
ごすのも悪くないかもしれません。          〔12.05.30〕
浴場は広々とした
内湯と露天からな
り、石板張りの内
湯には、左右両側
に計32基のシャワ
ーカランが鉤形に
並び、正面の大き
なガラスを挟んだ
内外には、全長が
11m以上もあるプ
ールのようなタイ
ル張りの湯船がそ
れぞれ配されてい
ます。
湯気抜きを載せた瓦葺き屋根の小屋
組みが剥き出しとなった浴舎は、総
檜造り。

BGMが静かに流れるゆったりした
脱衣所は、間接照明が採られていて
落ち着きがあり、右手には浴室入口
を挟んで左右に洗面ボウル4基ずつ
のパウダーコーナー、左には籠を納
めた脱衣箱がやはり左右に分かれて
40庫ずつ設えられていました。

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浴場はフロントの左手前を数段下
りた先の右手に“菊湯殿”、そこ
から奥へ延びる廊下を進み、突き
当たりを一旦外に出て9段下りた
別棟に“楠湯殿”という、男女日
替わりとなっている趣違いの大浴
場があり、訪問した時は後者が男
湯となっていました。
『ホテル白菊』は、別府駅の西口ロータリーから西へ約500m、青山通
りに面してその左手に所在する1950年創業の大型観光ホテルです。

1973年と1978年に建築された地上12階・地下1階の本館、地上5階・地下
1階の東館という2つの客室棟と地上2階・地下1階の温泉棟からなり、客
室数は全98室。
本館に入ると、洒落た雰囲気のロビーの正面にフロントがあり、立寄り
入浴をお願いします。
入浴料は1000円。持込み不可となっているタオル代が含まれているとは
いえ、安価に立寄り入浴を楽しむことができる別府にあっては、さすが
に割高感は否めません。