住 所   大分県別府市北浜3-10-26
  電 話   0977-23-3261
 営業時間   立寄り 14:00~20:00
 入浴料   540円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   竹の井ホテル(別府温泉)・竹乃井の湯
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   53.0  ℃
 pH   8.2
 成分総計   1.345 g/㎏
    Li=0.8/Na=265.8/K=41.9/Ca=32.3/Mg=11.4/Mn=0.2
  (352.6㎎/㎏)
  Cl=143.6/SO4=114.0/HCO3=521.5/CO3=14.4
  (793.5㎎/㎏)
  H2SiO3=187.8/HBO2=7.0(194.8㎎/㎏)
  CO2=4.4(4.4㎎/㎏)
            〔2008.01.11〕
 入浴履歴   初訪10.07.18
 評 価   ★★★★
 別府温泉
ゆわいの宿 竹乃井
                     べっぷおんせん ゆわいのやど たけのい
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
3%ほど加水されて
いるという、タイル
色の影響で緑っぽく
見える黄色掛かった
透明湯は、つるりと
した肌触りが心地よ
く、内湯では辛うじ
て湯口で油臭が感じ
られる程度ですが、
湯船が小さい露天で
は甘いモール臭がは
っきり香り、とても
好感しました。
入口を入ると、タイル張りの内湯。
正面に7基のシャワーカランが並び、左手前に御影石で縁取
った4.05×2.75mほどのタイル張りの湯船が配されています。
『ゆわいの宿 竹乃井』は、国道10号の北浜交差点から北へ4本目の通り
を25mほど海側へ入った左手、別府タワーとかくすい苑に挟まれるよう
に建つ1955年創業の中規模旅館です。

露天風呂付き客室3室を含む全30室の客室を擁する建物は、鉄筋鉄骨造
りの8階建て。
浴場は8階に設けられた“牽牛の湯”“織姫の湯”という男女別の展望
大浴場のほか、貸切の家族風呂も2か所備えられています。
館内に入ると左側にフロントがあり、立寄り入浴をお願いすると、宿泊
客のチェックインの時間帯に差し掛かっていたにもかかわらず、快く応
じて下さいました。

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展望大浴場へは右手にあるエレベ
ーターで7階へ向かい、残り1階は
階段を自力で上ります。

暖簾が掛かった浴場入口の横には
冷水機が設置されており、湯めぐ
りで脱水気味の身体にはとても嬉
しいもてなしでした。
幅狭で奥行きの長い脱衣所には、
右奥に20庫の脱衣箱が置かれ、そ
の手前には12庫の貴重品ロッカー
も備えられていました。
湯温の方も注入量を絞って適温に保たれており、的ヶ浜公園や鉄輪で濛々と立ち上る白い湯けむりを眺めな
がら、のんびりと湯浴みを楽しみました。                        〔12.01.03〕
さらに右奥のガラス扉の
外に併設された屋根付き
の半露天には、左に1.7
m四方ほどの石張りの湯
船、右に丸モザイクタイ
ル張りの寝湯が設けられ、
各湯船には、1989年6月
に地下300mで掘削され
たという自家源泉が15m
引湯されて掛け流されて
いました。