住 所   大分県別府市天満町11-12
  電 話   0977-23-2109
 営業時間   6:30~10:30 / 14:00~22:30 (休=25日)
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   天満温泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   96.2  ℃
 pH   9.1
 成分総計   1.201 g/㎏
    Li=2.5/Na=308.8/K=14.6/Ca=1.0/NH4=0.2(327.1㎎/㎏)
  F=1.1/Br=0.5/Cl=172.4/SO4=65.2/HCO3=347.9/
  CO3=75.2(662.3㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=202.7/HBO2=8.9(211.8㎎/㎏)
                          〔2013.08.12〕
 入浴履歴   初訪10.04.03,最終11.12.24(2回目)
 評 価   ★★★★
 別府温泉
天 満 温 泉
                        べっぷおんせん てんまんおんせん
他所者にも気軽に声を掛け
て下さるような、笑い声の
絶えない住宅街の生活温泉
で、浴場の雰囲気や湯船の
美しさも申し分なく、とて
も好感しました。

なお、入口の右には100℃
近い源泉が出るお湯汲み場
があり、入浴客なら誰でも
利用することができます。
      〔12.01.20〕
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
加水によってかなり微弱となっていましたが、肌当たりの柔
らかい無色透明の清澄な湯からは、成分臭がほんのり香り、
少し甘味も感じられました。
正面のアルミ戸を入り、左右に分かれた狭い通路を右に進んだ先が男
湯。
浴場は脱衣所と浴室が左右に並列する一体型の造りで、壁に平行して
一直線に簀子が敷かれ、その右側には33庫の脱衣箱がずらっと並んで
います。

清掃がよく行き届いた清潔感のある青味掛かった白色タイル張りの浴
室には、御影石で縁取った4.0×1.5mほどの長楕円形を呈する水色タ
イル張りの湯船が中央奥寄りに配され、向かって左奥の源泉枡から引
かれた独自源泉の含重曹-食塩泉(2012年の分析では含食塩-重曹泉)が、
浴槽の底面中央から静かに掛け流されています。
『天満温泉』は、亀の井バスの幸通り停留所で降車し、幸通りから幸温泉とは逆向きに境下通りを山手へ90
mほど上っていくと右手に所在する、別府市街の住宅地の中では珍しく白い湯けむりが立ち上る、天満温泉
組合が管理運営する市有区営の共同浴場です。
戦前からこの辺りには浴場がなかったことから、堀田泉源より引湯して1952
年10月に創設された浴場で、その後、配湯状況に変化が生じたため、1964年
に敷地内でボーリングを行ったところ、地下231メートルで温泉の掘削に成
功したそうです。

2011年2月には、地元住民を中心に毎日
300名近くもの入浴客が通う地域の交流
の場として、NHK放送の紀行番組「ふ
だん着の温泉」で紹介されました。

1970年に建て替えられた建物は平面鉤形
の2階建てで、2階には公民館が併設され
ています。
テレビでも紹介されていたように、ここ
は地元在住のご夫婦が代々管理を担われ
ており、左手前の受付に座っているご主
人に外来入浴をお願いします。

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