住 所   大分県別府市野口元町9-15
  電 話   
 営業時間   4~10月 6:00~12:00 / 14:00~22:00
  11~3月 6:30~12:00 / 14:00~22:00
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   別府市温泉供給事業富士見線
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   58.5  ℃
 pH   6.9
 成分総計   0.727 g/㎏
    Li=1.2/Sr=0.2/Na=157.0/K=16.3/Ca=15.4/Mg=5.7
  (195.8㎎/㎏)
  F=0.5/Br=0.5/Cl=154.0/SO4=74.4/HCO3=138.0/
  NO3=1.5/HPO4=0.2(369.1㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=151.0/HBO2=7.2(158.4㎎/㎏)
  CO2=4.0(4.0㎎/㎏) 
            〔2016.03.17〕
 入浴履歴   初訪10.12.18
 評 価   ★★★★★★
 別府温泉
大 和 温 泉
                            べっぷおんせん やまとおんせん
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
小振りな湯船とは対照的に、半地下式の浴場は天井が高く、磨りガラス
が多用されていることもあって、とても開放的で明るく感じます。

これまでに入湯してきた別府八湯の共同湯の中でも風情の点では指折り
の浴場であり、建て替えなどされることなく、このままの姿で末長く残
ってほしいと強く感じました。             〔12.04.27〕
小一段下がったタイル張りの浴室の真ん中には、径1.7mほどの円形の
タイル張り湯船が配され、向かって左奥にある源泉枡の針金の棒を操作
して、浴槽側面の湯口から注入されている源泉の湯量を調整するように
なっています。
1952年に創設されたという別府温泉の共同湯では比較的新しい浴場ですが、緑
色のペンキが塗られた瓦葺き平屋建ての木造浴舎はおそらくその当時からのも
ので、亀川の四の湯温泉と少し似た雰囲気が感じられます。
外来利用者は向かい側の公民館で入浴料を
支払い、浴場へ向かいます。
入口のサッシ戸を開けると正面には弘法大
師が祀られ、男湯はそこから右へ折れ、階
段を6段分下りた半地下に設けられていま
す。

浴場は右に脱衣所、その左に浴室が並列す
る一体型の造りで、前に簀子が敷き並べら
れた右壁際には27庫の脱衣箱が設えられて
いました。

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幸温泉と同様に鶴見園泉
源から引かれているとい
う少し熱めの無色透明の
湯は、無味でわずかに成
分臭が香る程度。

つるり感はほとんどあり
ませんが、底には塵状の
湯の華が見られ、柔らか
な浴感がとても印象に残
りました。
『大和温泉』は、駅前通りから県道
亀川別府線(645号)を北へ向かって
日豊本線のガードを潜り、道なりに
150mほど進むと右手に所在する市
有区営の共同浴場です。

2か所の路地の入口には小さな案内
表示が掲げられているものの、目印
となる野口元町二区公民館ともども
路地裏に立地しているため、県道か
らは浴舎の端がちらっと見える程度
となっています。