住 所   大分県別府市北浜2-13-11
  電 話   0977-22-3274
 営業時間   2018.03.31 閉鎖
 入浴料   540円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   ホテル 雄飛 〔貯湯槽(屋上) 採水〕
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   51.6  ℃
 pH   7.9
 成分総計   1.713 g/㎏
    Li=1.4/Sr=0.5/Na=325.0/K=45.2/Ca=59.7/Mg=34.0/
  Fe2=0.1/Ba=0.4/Mn=0.2(466.5㎎/㎏)
  F=0.1/Br=1.1/Cl=320.0/SO4=59.1/HCO3=647.0/
  NO3=1.0/S2O3=0.2/HPO4=0.3(1028.8㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=211.0/HBO2=6.3(217.5㎎/㎏)
  CO2=1.3(1.3㎎/㎏)   
          
〔2015.02.16〕
 入浴履歴   初訪13.02.10
 評 価   ★★★★
 別府温泉
ホ テ ル 雄 飛
                             べっぷおんせん ほてる ゆうひ
1階には豊後水道の新鮮な海の幸を堪能することができる「とよ常」
という食事処が併設されており、訪れた時には、お店の前で昼食目的
の客が10名近く入店待ちの状態となっていました。

建物は鉄筋コンクリート造りの6階建てで、1階左端の暖簾の掛かった
格子戸から館内へ入ると、すぐ右側にフロントがあり、立寄り入浴を
お願いしたところ、繁忙の時間帯にもかかわらずとても丁寧に応対し
ていただいたうえ、タオルまで貸して下さいました。
なお、入浴料は通常500円ですが、とよ常で食事をとると300円に割引
となるそうです。
小ぢんまりしたロビーを抜けると、左奥にはエレベーター設置されて
おり、6階に設けられている男女別の浴場へ向かいます。
『ホテル 雄飛』は、国道10号の北
浜交差点から1本北側の通りを海側
へ入ると最初の四つ角の右手前に所
在する、1917(大正6)年に創業され
た浜脇温泉の老舗旅館「新玉旅館」
の次男として生まれた先代が1972年
に始めた料理自慢の旅館です。
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
一方、右側の半露天風呂
は平石造りで、手前右手
にシャワーカラン2基の
洗い場、細竹で目隠しさ
れた正面にやはり2段に
立ち上げた2.0×1.25m
ほどの石造りの湯船が設
けられていました。
まず利用させていただいたのは、南面するガラス窓から燦々
と陽光が射し込み、採光良好な内湯です。
壁を紅御影石の石板、床
を平石で仕上げた室内に
は、左壁に5基のシャワ
ーカランが並び、中央右
には平石で設えた基壇の
上に幅2.3m、奥行き3.0
mほどの五角形を呈した
檜枠の湯船が配されてい
ます。
エレベーターを下りると、男湯は左
で、女湯は右側。

浴場は脱衣所を挟んで左が内湯、右
が屋根付きの露天風呂に分かれてお
り、小ぢんまりした脱衣所には、正
面奥に籠入りの脱衣箱が9庫分備え
られ、その手前には左に洗面台、右
に竹製のベンチが設置されていまし
た。

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展望風呂と喧伝されている割に眺望に恵まれていないのは残念でしたが、趣違いの2つの浴場で掛け流しの湯
をじっくり楽しむことができ、十分満足できました。

次回は、評判の特上天丼を目的に食事を兼ねて再訪したいと思います。 〔13.11.18,18.05.23 記事補訂〕
両湯船に供されているの
は、自家源泉の含食塩-
重曹泉。
内湯では少し熱め、露天では逆にややぬるめとなった無色透
明の湯からは、土類っぽい成分臭と仄かな鉱物臭、微弱な塩
味が感じられ、肌も少しつるきししました。