住 所   大分県別府市北浜3-6-11
  電 話   
 営業時間   14:00~16:00
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   54.9  ℃
 pH   
 成分総計        g/㎏
    
  
  
  
  
  

 入浴履歴   初訪16.04.02,最終17.04.01(2回目)
 評 価   ★★★★
 別府温泉
弓 松 温 泉
                         べっぷおんせん ゆみまつおんせん
『弓松温泉』は、国道10号からホテ
ル三泉閣の北側の仲間通りを40m足
らず西進し、ふぐ松という割烹料理
店の手前の路地を入ると突き当たり
に所在する、1929年に区民が手弁当
で建設したという松月老温泉組合が
管理する市有区営の共同浴場です。

区営・一般温泉の無料開放日に訪問
した時には組合員専用のいわゆるジ
モ泉でしたが、2016年9月1日から外
来入浴ができるようになりました。
別府温泉は、JR日豊本線別府駅周辺の繁華街に所在する八湯の中心
となる温泉地で、別府湾に面した北浜地区には大型のホテル・旅館が
建ち並んでいます。

8世紀の初めに編まれた『伊予国風土記』に「速見の湯」として登場
し、鎌倉時代には、御家人であった大友頼康(1222~1300)によって温
泉奉行が置かれ、元寇の戦傷者が保養に訪れたと伝えられています。
また、江戸時代後期の1817(文化14)年に書かれた温泉番付『諸国温泉
効能鑑』では、西の前頭六枚目に位置付けられています。
明治時代に入り、流川の河口に旧別府港が完成(1871年)し、日豊本線
が延伸開業(1911年)すると大きく発展を遂げ、“山は富士、海は瀬戸
内、湯は別府”というキャッチフレーズを考案した油屋熊八の尽力も
あって、全国的に有名な観光・温泉地となりました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
再訪の大きな目的は、昨
年組合員さんから伺った
源泉本来の清澄な湯に入
湯することでしたが、源
泉枡の塩ビパイプ栓を外
して新湯が投入されてい
たにもかかわらず、残念
なことにわずかに白く濁
り鈍り気味。
初めて訪れた際に組合員さんから掛けられた「また来てな」という声が
耳から離れず、時刻も同じ夕方の4時に再訪しました。
1年前は最初無人でしたが、無料開放日ということもあって、この日は
脱衣所も浴室も大賑わい。
浴場の大きさを知っているだけに、お邪魔して良いものかどうか判断に
悩みます。

脱衣所に足を踏み入れ、前回と同じように開け放たれたガラス戸から浴
室を見やると、予想通りあのちっちゃな湯船に先客4名が入浴中。
湯船の横で遠慮気味に掛け湯をしていると、組合員と思われる男性が上
がられ、入れ替わりで身を沈めることができました。
すぐ後に来られた組合員さんの指示を受け、源泉枡のパイプを抜き、左
側面手前下端の湯口から源泉を注入します。
湯船へ勢いよく加えられた無色透明の湯は熱めで、無味ながら土類っぽ
い香りが感じられました。


外来利用できる時間は午後2時から2時間と限られますが、機会を見つけ
てぜひとも再訪し、同浴した組合員の皆さんが「本来は綺麗な湯なのに」
と口惜しそうに語っていた清澄な熱湯に入湯したいと思います。
                           〔17.01.07〕
浴室はタイル張りで、奥辺に一短辺を寄せて1.7m弱×1.2m弱の小ぢん
まりした湯船を配しただけの簡素な造りとなっています。

入室すると先客はおらず、ルールにしたがって左手前に設置されている
源泉枡の元栓が閉められていたことから、湯船に2/3ほど湛えられてい
た湯は少し濁って鈍り気味となっていました。
浴場は脱衣所とその奥に続く浴室が
滑りの悪いガラス戸で仕切られた分
離型で、脱衣所には簀子が敷き並べ
られ、手前側の壁に8庫の脱衣箱が
設えられていました。

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課題は次回に持ち越しとなってしまいましたが、別府らしい路地裏の生活温泉に浸かることができ、良い〆
湯となりました。                                   〔17.04.12〕
それでも熱め寄り適温の湯からは、土類っぽい臭味が感じら
れ、肌がしっとりしました。

通りには浴場の存在を示す表示な
どは一切なく、路地の突き当たり
に「北浜三丁目公民館」という看
板を掲げた建物の左端がちらっと
見えるだけの路地裏温泉。

路地を入っていくと公民館の入口
の右奥に庇に付いた浴場入口があ
り、扁額の下に左右に並ぶガラス
戸のうち、左側が男湯の入口とな
っています。