住 所   石川県白山市中宮ク5-1-11
  電 話   076-256-7953
 営業時間   立寄り 10:00~15:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   中宮温泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
 湧出量   130  ℓ/min
 泉 温   61.0  ℃
 pH   6.8
 成分総計   3.566 g/㎏
    Li=5.0/Sr=2.1/Na=855.0/K=89.9/Ca=83.1/Mg=6.0/
  Al=0.5/NH4=3.1/Fe=0.2/Fe3=<0.1/Zn=<0.1/
  Cu=<0.1/Ba=0.3/Mn=0.4(1046㎎/㎏)
  F=6.0/I=0.1/Br=4.5/Cl=1086/SO4=86.9/HCO3=846.4/
  CO3=0.4/OH=<0.1/HS=<0.1/S2O3=<0.1/HAsO2=0.7/
  HPO4=0.2(2031㎎/㎏)
  H2Si03=209.9/HBO2=50.6(260.5㎎/㎏)
  C02=228.3/H2S=<0.1(228.3㎎/㎏)
    〔2005.08.11〕
 入浴履歴   初訪10.05.04
 評 価   ★★★★
 中宮温泉
木 戸 旅 館
                             ちゅうぐうおんせん きどりょかん
透明度70㎝ほどの緑褐色
濁りの少し熱めの湯から
は、この温泉特有のガス
っぽい匂いが香り、苦味
を少し伴った極薄の塩味
が感じられました。
向かって左奥の湯口からトボトボと掛け流されているのは、
共同源泉である含重曹-食塩泉。
浴場は木材を多用し、脱衣所と浴室の間を木の格子が入ったガラスで画
した洒落た造りで、脱衣所には木製の鍵付きロッカー6庫と脱衣箱12庫
が備えられていました。

天井から壁の上半を板、それ以下をタイル張りで仕上げた浴室には、左
半にカラン3基とシャワーカラン3基が鉤形に並び、右側には2.5m四方
ほどの木造りの湯船が配されています。
また、館内も綺麗にはされている
ものの、いささか殺風景な感じが
します。
それでも宿の方の応接はとても親
切で、GW真っ最中のチェックイ
ン直前という忙しい時間帯にもか
かわらず、立寄り入浴の申し出に
快く応じて下さいました。

浴場はソファが置かれた左手の休
憩所の奥にあり、男女別にそれぞ
れ暖簾が掛かっていました。
『木戸旅館』は、湯谷川に沿って軒
を並べる4軒の旅館のうち、2008年
のGWに訪れたにしやま旅館の奥、
手前から3軒目となる1869年8月創業
の老舗旅館です。

11月中旬から5か月余り続く冬の閉
鎖期間を耐え忍ぶためでしょうか、
1977年に建てられ、1986年に改築さ
れたという肌色の鉄筋鉄骨造り3階
建て建物は、どちらかというと趣に
欠け、武骨な感じがします。
中宮温泉は、富士山・立山とともに日本三名山の一つに数えられる白山(2702m)の北側、白山スーパー林道
の石川県側の入口から4.4㎞ほど東上し、中宮橋の先を右へ折れて400m余り、尾添川上流の湯谷の渓谷に湯
けむりを上げる標高700mの白山国立公園山麓に立地する小さな温泉地です。

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浴場の風情はにしやま旅館に及ばないものの、壁には松屋窯の5代目である松本佐一さん作の九谷焼の陶壁
画“白山賛歌”が飾られるなど、それなりに味わいと落ち着きがあり、思いのほか好印象が残りました。
                                          〔11.12.27〕
717(養老元)年に白山を開山した泰澄禅師が、傷ついた白鳩が谷川で
休む姿を見て川底から温泉が湧き出しているのを発見したと伝えられ
る古湯で、開湯伝説に因んで「鳩の湯」「鳩谷の湯」と呼ばれ、その
後、里人や武士の間では、“胃腸の霊泉”としてよく知られるように
なりました。

湯谷川を臨んで建つ4軒の宿のうち、最奥の宮村旅館は2008年、一番
手前の山田旅館は2010年に閉館となり、現在では、残る2館と手前側
に所在するくろゆり荘という中宮温泉旅館協同組合が管理運営してい
る公共の宿の3軒のみが営業を続けています。
なお、1961年4月には、白山温泉郷の一部として国民保養温泉地に指
定されています。