住 所   石川県白山市中宮ク5-1-11
  電 話   076-256-7953
 営業時間   2017 休館
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   中宮温泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉・炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   60.2 ℃
 pH   6.7
 成分総計   3.527 g/㎏
    Li=6.4/Sr=1.7/Na=848.7/K=99.7/Ca=84.5/Mg=6.1/
  Al=<0.1/NH4=3.4/Fe2=1.6/Fe3=<0.1/Zn=<0.1/
  Cu=<0.1/Ba=0.2/Mn=0.3(1053㎎/㎏)
  F=5.4/I=<0.1/Br=3.8/Cl=1075/SO4=87.3/HCO3=766.6/
  CO3=0.3/OH=<0.1/HS=<0.1/S2O3=0.1/HAsO2=0.4/
  HPO4=0.1(1939㎎/㎏)
  H2Si03=205.6/HBO2=50.1(255.7㎎/㎏)
  C02=279.2/H2S=<0.1(279.2㎎/㎏)
    
〔2015.06.30〕
 入浴履歴   初訪13.05.03
 評 価   ★★★★
 中宮温泉
木戸旅館 別館
                  ちゅうぐうおんせん きどりょかん べっかん
奥辺の中央に設けられたパイプ湯口から共同源泉である含重
曹-食塩泉がドボドボと加えられ、湯船には少し熱めの緑褐
色の濁り湯が満々と湛えられています。
旧旅館時代は簀子が敷かれていたと
いう浴室は石板張りで、左手前にシ
ャワーカラン3基、右壁から右手前
にシャワーカラン3基と温冷カラン2
対が並び、ガラス窓のある左奥に寄
せて2辺を檜板で縁取った5.3×2.4
m弱の湯船が配されていました。
『木戸旅館 別館』は、2008年に閉
館となった宮村旅館を右隣の木戸旅
館が買い取り、2012年から別館とし
て営業が開始されました。

屋根が青く塗り直された建物は鉄筋
コンクリート造りの5階建てで、川
沿いの通りに面したガラス扉の玄関
から館内に入ると、正面は腰掛けや
テレビが置かれたロビーとなってお
り、居合わせたご主人に立寄り入浴
をお願いします。
中宮温泉は、富士山・立山とともに日本三名山の一つに数えられる白山(2702m)の北側、白山スーパー林道
の石川県側の入口から4.4㎞ほど東上し、中宮橋の先を右へ折れて400m余り、尾添川上流の湯谷の渓谷に湯
けむりを上げる標高700mの白山国立公園山麓に立地する小さな温泉地です。

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各種サイトや口コミからの情報では、2013年度は宿としての営業をこの別館に移し、本館はほとんど閉館状
態であったとのこと。
九谷焼の陶壁画で飾られた本館の浴場は、なかなか趣があって好感していただけに、とても気掛かりでなり
ません。                                       〔14.04.14〕
浴槽内では判然としませ
んが、飲泉も可能な湯口
の源泉を口に含むと、金
気臭がしっかり香り、鉄
錆味とともに弱い塩苦味
も感じられました。

湯口の下には析出物がス
ズメバチの巣のように堆
積しており、中宮温泉の
個性を視覚的にも実感す
ることができました。
女湯は2階、男湯は3階に分かれ、
男湯はエレベーターを下りて廊下
を右へ進んだ突き当たりに位置し
ています。

紺青色の暖簾を潜ると、幅の狭い
カーペット敷きの脱衣所が右奥へ
延びており、右壁に沿って手前か
ら脱衣箱16庫、鍵付きロッカー12
庫、洗面ボウル2基が並び、浴室
との間を画したガラスの前に白木
の腰掛けが備えられています。
717(養老元)年に白山を開山した泰澄禅師が、傷ついた白鳩が谷川で
休む姿を見て川底から温泉が湧き出しているのを発見したと伝えられ
る古湯で、開湯伝説に因んで「鳩の湯」「鳩谷の湯」と呼ばれ、その
後、里人や武士の間では、“胃腸の霊泉”としてよく知られるように
なりました。

湯谷川を臨んで建つ4軒の宿のうち、最奥の宮村旅館は2008年、一番
手前の山田旅館は2010年に閉館となり、現在では、残る2館と手前側
に所在するくろゆり荘という中宮温泉旅館協同組合が管理運営してい
る公共の宿の3軒のみが営業を続けています。
なお、1961年4月には、白山温泉郷の一部として国民保養温泉地に指
定されています。