住 所   奈良県吉野郡十津川村出谷118
  電 話   0746-64-0303
 営業時間   2011.09 紀伊半島大水害により閉鎖
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   出谷温泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量      ℓ/min
 泉 温   74.0 ℃
 pH
 成分総計   1.277 g/㎏
    Li=4.9/Sr=0.3/Na=309.6/K=13.9/Ca=4.5/Mg=0.3/
  Al=1.1/NH4=1.5/Fe2=<0.1/Ba=<0.1/Mn=<0.1
  (336.1㎎/㎏)
  F=4.4/I=<0.1/Br=<0.1/Cl=36.8/SO4=5.2/HCO3=728.6/
  CO3=51.9/NO3=<0.1/N02=<0.1/HS=1.3/S2O3=<0.1/
  PO4=<0.1(828.2㎎/㎏)
  H2Si03=87.5/HBO2=16.0(103.5㎎/㎏)
  C02=8.5/H2S=0.2(8.7㎎/㎏)
 入浴履歴   初訪06.06.24,最終09.06.21(2回目)
 評 価   ★★★★
 上湯温泉
出谷温泉公衆浴場 つるつる乃湯
               かみゆおんせん でたにおんせん つるつるのゆ
村の面積の96%が山林という十津川に相応しく、
浴舎は木をふんだんに使った山小屋のような造り
で、手前の脱衣所には、プラスチック籠を納めた
鍵付きの木製ロッカー2庫とその蓋を外した脱衣
箱が4庫分備えられています。

内湯のみの浴室には、左手前にシャワーカランと
カランが1基ずつ設置され、奥には周りを大小の
礫で縁取った3×2mほどのコンクリートの湯船が
幅一杯に配されていました。
湯船の右手にはガラスサッシの大きな窓があり、
これを開け放つと、半露天といった趣きになりま
す。
『出谷温泉公衆浴場』は、上湯温泉の湯元
である神湯荘の源泉露天風呂から500mほ
ど下流の上湯川の畔に所在する、2002年春
に創設された公衆浴場です。

右の写真の自販機の先に浴場へ向かう下が
り口があり、そこから下り切った崖際に木
造の浴舎が建っています。
手前に小さなプレハブボックスが置かれて
おり、ここに常駐している管理人さんに直
接入浴料を支払います。
上湯温泉は、十津川温泉からさらに県道龍神十津川線(735号)を5㎞ほど西へ進んだ上湯川の上流に湧く、十
津川温泉郷の中では最も奥に位置する温泉地です。

開湯は、江戸時代の享保年間(1716~1736)。
里人によって発見されたと伝えられ、1985年3月には温泉郷を構成する十津川温泉・湯泉地温泉とともに、国
民保養温泉地に指定されています。

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加水にもかかわらず湯温は少し高めでしたが、静けさの中に響く上湯川のせせらぎの音や対岸の鮮やかな新
緑から発せられる凛とした山の空気を堪能していると、結構長湯を楽しむこともでき、何だか贅沢な気持ち
にさせられる、そんな浴場でした。             〔09.08.02,11.09.11 記事補訂・画像追加〕
泉温が高いために加水を
余儀なくされているもの
の、無色透明の湯からは
弱めながらも硫黄臭味が
感じられ、湯に浸かって
いると、浴場名のとおり
肌がつるつるしてきます。
源泉は右奥隅にある湯口から少量ずつ静かに注がれ、湯が溢
れ出る箇所の岩の表面は、温泉の成分が析出したのか、少し
白くなっていました。
なお、泉源はここより300m下流の対岸にあり、神湯荘とは源泉を異にしていま
す。