住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町向平504
  電 話   0739-53-0366
 営業時間   10:30~18:00 (休=12/31~1/3)
 入浴料   600円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   えびね温泉
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量   162  ℓ/min
 泉 温   35.7 ℃
 pH   9.7
 成分総計   0.171 g/㎏
    Na=53.5/K=0.3/Ca=1.3/Al=0.1/Fe2=0.1(55.3㎎/㎏)
  F=6.6/Cl=8.8/SO4=1.8/HCO3=15.3/CO3=30.0/OH=0.9/
  HS=4.8/HSiO3=28.3(96.7㎎/㎏)
  H2Si03=18.5/HBO2=0.3(18.8㎎/㎏)
                   〔2000.12.12〕
 入浴履歴   初訪07.04.29
 評 価   ★★★★
 
え び ね 温 泉
                              えびねおんせん
平石張りの浴室は、日置川を臨む7辺にガラス窓が嵌められ
た明るく清潔感に溢れた造りで、対向する3辺には、黒い石
板の壁に鏡が掛けられ、4基のシャワーカランが並んだ落ち
着いた雰囲気の洗い場が設けられています。
中央には建物と同じ十三角形を呈した径3.1m弱の石板造り
の湯船が配され、石造りの湯口とその下の浴槽内から、適温
に加温された湯が静かに掛け流されていました。

無色透明の湯からは硫黄臭が仄かに香り、かなり強いつるつ
る感を得ることができます。
さらに、シャワーカランにも温泉が利用されており、こちら
からは茹で玉子のようなしっかりとした硫黄臭味と甘味が感
じられました。
『えびね温泉』は、国道311号線から県道上富田すさみ線(36号)・日置
川大塔線(37号)経由で約21㎞、2006年1月に白浜町と合併した旧日置川
町に所在する民営の日帰り入浴施設です。

日置川の畔でわずかながら温泉が湧出していることは明治初期より知ら
れていましたが、1889(明治22)年の水害で消失。
何とか復活させられないかと1934年に掘削したところ、地下600mから
泉温35℃の湯が再び湧き出したとのことです。

県道から斜めに下っていくと、駐車場は多くの車でごった返しており、
その賑わい振りにびっくり! 実は、大半が敷地内で販売されている温
泉水目当てのお客さんでした。

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ガラス窓が嵌め殺しのため、川を渡る風や清流の音を直に感じることができないのはちょっと残念。
それでも、窓の下に開けられた換気坑から絶えず外気が流入し、息苦しさはあまり感じませんでした。

源泉のぬる湯に直接入浴することができれば言うことなしでしたが、ゆったりとした日置川の流れを眺めな
がら浸かる湯量豊富な掛け流しの湯はやはり心地良く、十分に好感した一湯でした。
                                          〔10.01.21〕
建物に入ると、陽光降り注ぐ明るい通路が奥までずっと延びており、
手前右手の受付で入浴料を支払い、奥の浴場へ向かいます。
通路を歩いている分には気が付きませんが、浴場は男女それぞれが独
立した建物となっており、上から見ると十三角形の浴室棟に脱衣所が
接続しているのが判ります。

なお、浴場名はかつてこの周辺で自生していたという“えびね蘭”に
因んでいるとのことであり、通路の左側にはその鉢植えがずらっと並
べられていました。