住 所   岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地110
  電 話   0578-89-2793
 営業時間   10:00~17:00 (休=水,不定休あり)
 入浴料   500円 (26日は無料)
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   三井金属1号泉・観音泉・天裕温泉・湧水 混合泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   76.1  ℃
 pH   7.2
 成分総計   1.74 g/㎏
    Li=1.0/Sr=0.09/Na=135.5/K=18.1/Ca=11.6/Mg=3.4/
  Al=0.04/Fe2=0.1/Ba=痕跡/Mn=0.02(169.85㎎/㎏)
  F=2.0/I=痕跡/Br=0.1/Cl=61.1/SO4=32.7/HCO3=299.6/
  NO2=0.4/NO3=0.8/HS=0.1/HPO4=0.2(397.0㎎/㎏)
  HAsO2=0.12/H2Si03=136.4/HBO2=9.5(146.02㎎/㎏)
  C02=32.3/H2S=0.1(32.4㎎/㎏)  
    
〔2004.08.13〕
 入浴履歴   初訪08.10.04
 評 価   ★★★★
 福地温泉
昔ばなしの里 石動の湯
              ふくじおんせん むかしばなしのさと いするぎのゆ
浴場は土間を上がって左の廊下を進んだ奥にあり、手前の板間に設けら
れた脱衣所には、手作りの木製3段棚にプラスチック籠が備えられてい
ます。

浴場は内湯と露天からなり、前者も正面と左側の2方向が透明ガラスの
サッシ戸となっていることから、半露天のような趣があります。
浴舎は飛騨らしい木造りで、大きな湯気抜きも付設されているものの、
天井はビニール製の波板で覆われており、いささか風情に欠けます。
福地温泉は、平湯川左岸を緩やかに下る坂道沿い、標高950mの静かな山里に民宿を合わせて11軒の温泉宿
が点在する、2009年に40周年を迎えた温泉地です。

平安時代中期の第62代 村上天皇(926~967)が行幸で訪れた際に入湯したという伝説から“天皇泉”とも称
される温泉で、平家の落武者が隠れ住んだ里とも伝えられています。
内湯では適温、露天ではやや熱め
となった無色透明の湯は、無味で
わずかに成分臭が香る程度ですが、
淡褐色半透明の湯の華が多数舞い、
つるり感のあるさっぱりした浴感
が印象に残りました。

木々に囲まれているために露天か
らの眺望はそれほど利かないもの
の、静かにじっくりと福地温泉を
楽しみたい向きには、お誂えの素
朴な浴場です。
〔10.11.16,16.02.21 記事補訂〕
内湯には檜材で縁取り、底は大小の
河原石をコンクリートで固めた3.0
×2.15mほどの長方形の湯船が置か
れ、木の扉のすぐ先には、周りに巨
岩を配した露天岩風呂が設えられて
います。

両湯船にトボトボと掛け流されてい
るのは、三井金属1号泉(写真下右)
・観音泉・天裕温泉という3本の源
泉に湧水を加えて湯温調整を行って
いる単純温泉。
移築再生した古民家など民芸調の落ち着いた宿が多く、囲炉裏が似合
うしっとりとした佇まいの温泉地として、高い人気を誇っています。
2012年11月30日までは、これらの宿に宿泊すると別の湯宿の露天風呂
が1か所無料で楽しめる“もらい湯”という制度が採られていました
が、替わって2013年2月からは、宿泊先で6枚綴りの“ぬくとまり入湯
手形”を購入(600円)すると、宿泊施設に「昔ばなしの里 石動の湯」
を加えた12か所の露天風呂で湯めぐりを楽しむことができます。
また、“舎湯(やどりゆ)”という築300年の古民家を移築した寄合処
では、宿泊客だけが利用できる足湯が設置されています。

なお、1968年11月には、新平湯・栃尾・新穂高の各温泉とともに、奥
飛騨温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定されています。

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『昔ばなしの里』は、国道471号の福地温泉南入口から約1.7㎞、飛騨の
山里の素朴な暮らしぶりを昔のままに再現し、機織りなどの生活体験や
囲炉裏端で簡単な食事などができる施設です。
門を潜り、毎日開催されているという福地温泉朝市の会場を横目に奥へ
進むと、“田頃家”と表示された飛騨造りの平屋の古民家が姿を現わし
ます。

「石動の湯」は、外湯を持たないこの温泉地の旅館が、日中、浴場の清
掃のために温泉を楽しむことができない連泊客のためにこの施設内に共
同で設置した日帰り入浴施設で、この温泉地の守り神である石動神社か
ら命名されました。