住 所   岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地786
  電 話   0578-89-0099
 営業時間   立寄り 14:00~20:00
 入浴料   600円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   長座2号泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量   76   ℓ/min
 泉 温   63.1  ℃
 pH   8.0
 成分総計   0.843 g/㎏
    Na=110.8/K=12.0/Ca=51.4/Mg=5.3/Fe2=0.5/Mn=0.1
  (180.1㎎/㎏)
  F=1.5/Cl=15.6/HCO3=443.5/HS=0.2/S2O3=16.0
  (476.8㎎/㎏)
  H2SiO3=148.8/HBO2=5.2(154.0㎎/㎏)
  CO2=31.7(31.7㎎/㎏)
          
〔2011.05.05〕
 入浴履歴   初訪15.02.27
 評 価   ★★★★
 福地温泉
湯元長座 かわらの湯
                     ふくじおんせん ゆもとちょうざ かわらのゆ
横殴りの雪が舞う極寒の中、熱め寄り適温の湯に浸かると、
冷え切った身体がジーンと温まっていくのが実感できます。
無色透明の湯の中では茶
色の湯の華が舞い、湯船
の縁や床には焦げ茶色の
析出物が付着していまし
た。

湯面からは藻のような成
分臭が感じられる程度で
すが、湯口では弱金気臭
と微苦味が感知され、肌
がつるすべしてしっとり
しました。
2012年11月30日までは、これらの宿に宿泊すると別の湯宿の露天風呂
が1か所無料で楽しめる“もらい湯”という制度が採られていました
が、替わって2013年2月からは、宿泊先で6枚綴りの“ぬくとまり入湯
手形”を購入(600円)すると、宿泊施設に「昔ばなしの里 石動の湯」
を加えた12か所の露天風呂で湯めぐりを楽しむことができます。
また、“舎湯(やどりゆ)”という築300年の古民家を移築した寄合処
では、宿泊客だけが利用できる足湯が設置されています。

なお、1968年11月には、新平湯・栃尾・新穂高の各温泉とともに、奥
飛騨温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定されています。
福地温泉は、平湯川左岸を緩やかに下る坂道沿い、標高950mの静かな
山里に民宿を合わせて11軒の温泉宿が点在する、2009年に40周年を迎え
た温泉地です。

平安時代中期の第62代 村上天皇(926~967)が行幸で訪れた際に入湯し
たという伝説から“天皇泉”とも称される温泉で、平家の落武者が隠れ
住んだ里とも伝えられています。
移築再生した古民家など民芸調の落ち着いた宿が多く、囲炉裏が似合う
しっとりとした佇まいの温泉地として、高い人気を誇っています。

湯船から立ち上がると、身を切るような寒風で火照った身体はたちまちクールダウン。

湯音以外は何も聞こえない静寂の中、一面銀世界の美しい情景を眺めながら極上の雪見風呂を満喫させてい
ただきました。                                    〔16.02.22〕
施設名が示すように、浴場は平湯川の河原を望む前面が開放された屋根
付き平石張りの半露天風呂で、正面には4.25×2.15m弱の木造りの湯船
が幅一杯に配されています。

左手の仕切り壁に立てられた木の株の上方から流し落としながら湯温を
下げて供されているのは、前述の自家源泉に長座1号泉を加えて湯温調
整を行っているという弱アルカリ性の単純温泉。
脱衣所は4.5畳分の広さを有した
畳敷きで、右側にプラスチック籠
を各段に5個ずつ載せた3段の棚が
設えられ、左には洗面化粧台が設
置されていました。
両側に厚く降り積もった雪を眺めな
がら融雪された散策路を再び奥へ向
かうと、左手に傾斜の緩い切妻屋根
を載せ、庇の先から氷柱がぶら下が
る木造平屋建ての浴舎があり、向か
いにはこの宿が所有している4本の
自家源泉の一つ、長座2号泉の泉源
が存在していました。
紺色のタペストリーの横を抜けてガ
ラス格子戸を入ると、正面には暖簾
掛けの浴場入口が左右に分かれてお
り、男湯は右側となっています。
浴場の前まで来ると入口の前に利用
時間と外来入浴の案内書きがあり、
それにしたがってフロントへ電話を
掛け、午後の利用開始時間である14
時からの入浴を予約し、その時間に
合わせて訪れました。
この旅館には、館内に設けられて
いる露天風呂を併設した男女別の
大浴場とやはり露天風呂を備えた
3室の貸切風呂のほか、駐車場入
口の向かい側から平湯川へ向かっ
て延びる散策路の先に2003年に新
設された露天風呂“かわらの湯”
があり、こちらは外来入浴を受け
付けていただけるということで訪
問しました。
駐車場から傍らに薪が積み上げられた木造りの通路を上っていくと、
1989年に新潟県から築100年以上の豪農の古民家13軒分を解体移築し
て建てられたという豪壮な本館へ到着。

ガラス戸の玄関を入ると、広々した土間から上がった正面に帳場があ
り、館内はチェックイン前で少し慌ただしい雰囲気でしたが、改めて
かわらの湯への入浴をお願いすると、快く応じて下さいました。
『湯元 長座』は、濃飛バスの福地
温泉口停留所が設置されている国道
471号の福地温泉北口から南へ約800
m、「元湯 孫九郎」と向かい合っ
て温泉街の最も下手西側に所在する、
当温泉を代表する1969年に創業され
た日本秘湯を守る会の会員宿です。

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