住 所   岐阜県飛騨市古川町本町2-57
  電 話   0577-73-2014
 営業時間   立寄り 11:00~21:00 (休=月)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式? (加温あり)
   
 源 泉 名   古川温泉
  泉 質   規定泉(総鉄イオン)
 湧出量   220  ℓ/min
 泉 温   12.8  ℃
 pH   6.4
 成分総計   0.2565 g/㎏
    Na=0.6/K=2.4/Ca=24.0/Mg=2.5/Fe2=14.3/Mn=2.4
  (46.2㎎/㎏)
  F=0.1/Cl=4.9/SO4=11.6/HCO3=104.4(121.0㎎/㎏)
  H2SiO3=37.0/HBO2=0.5(37.5㎎/㎏)
  CO2=51.4/H2S=0.4(51.8㎎/㎏)
     〔2007.04.17〕
 入浴履歴   初訪10.06.05
 評 価   ★★★★
 古川温泉
お宿 たんぼの湯
                     ふるかわおんせん おやど たんぼのゆ
温泉成分により赤茶けた
浴槽内には、左右・手前
の3辺に小穴を開けた細
い管が這わされ、その穴
から常時加温泉が注入さ
れているため、ほとんど
ジャグジー状態。
また、奥には温冷2基の
カランがあり、高温の加
温泉と源泉である冷鉱泉
を自在に加えることがで
きます。
1970年に改築された建物は木造2階
建てで、少し薄暗い館内は、観光旅
館というよりも湯治場のような雰囲
気がします。

浴場は赤い絨毯が敷かれた廊下を左
に進んだ突き当たりにあり、左が男
湯、右側が女湯。
小ぢんまりした脱衣所には、手前両
側にスチールの鍵付きロッカーが9
庫ずつ備えられているだけで、少し
殺風景な感じがします。
古川温泉は、2004年2月1日に神岡町・河合村・宮川村という吉城郡の3町村とともに合併して新たにできた
飛騨市の中心 古川町で100年以上前から湧出している鉱泉です。

『お宿 たんぼの湯』は、飛騨古川まつり会館がある県道古川国府線(476号)の信号交差点を北東に進み、70
mほど先の細い路地を左に入ると右手に所在する、飛騨市役所の真横にひっそりと佇む1945年創業の一軒宿
です。
総タイル張りの浴室には、銭湯のように手前左右に3・2対の
カランが並び、右奥に1.7×1.2mほどの丸モザイクタイル張
り湯船が配されています。

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1904(明治37)年、夢枕に立った阿
弥陀如来に「沼地に湧き出ずる泉
は万病を癒すから、広く世に知ら
せて人々を救え」と告げられた飛
騨古川の名士・中村伊太郎が、翌
朝確認に訪れたところ、沼地には
傷ついた蛇と蛙が浸かっており、
これを汲んで沸かして入ってみる
と、赤い湯はほかほかしてとても
気持ちが良く、たちまち“ぬくも
りの薬湯”として広く知られるよ
うになったそうです。
脱衣所の掲示では、温泉の利用に関しては掛け流しであることが明記されていましたが、カランで湯を加え
た時以外は湯船からの溢れ出しはほとんど認められず、情報開示を信頼すれば、わずかながら吸込みがある
ように感じられた底面の吸込口から浴槽内排湯が採られているものと考えられます。

湯船に満たされた透明度10㎝ほどの茶褐色の濁り湯では、加温の影響からか湯の香が微弱となっていました
が、源泉からは火薬のような金気臭と甘味が感じられ、見た目よりはさっぱりした浸かり心地でした。
源泉が堪能できる分、同様の味噌汁系濁り湯では、荒城温泉恵比須之湯や下島温泉のひめしゃがの湯に分が
あるものの、事前の期待以上に満足感が得られた個性的な一湯でした。           〔12.02.03〕