周囲を板塀で画した露天
には、左手前に2基のシ
ャワーカラン、その奥に
大小の岩礫で縁取った大
小2槽のコンクリート湯
船が前後に配され、析出
物が千枚田のように付着
した左奥の礫積みの湯口
から大浴槽へ源泉が注が
れ、仕切り越しに小浴槽
へ流れ込むようになって
いました。
  住 所   福島県南会津郡南会津町古町太子堂186-2
  電 話   0241-76-2833
 営業時間   9:30~20:00 (休=水,祝は翌日休)
 入浴料   450円 (別途入湯税 150円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   古町温泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量   152   ℓ/min
 泉 温   53.1  ℃
 pH   
 成分総計   15.900 g/㎏
    Li=11.4/Sr=24.5/Na=5103/K=154.7/Ca=472.8/
  Mg=115.4/Fe2=4.3/Ba=0.3/Mn=0.3(5887㎎/㎏)
  F=3.1/I=2.7/Br=21.6/Cl=8520/SO4=320.4/HCO3=922.6
  (9790㎎/㎏)
  H2SiO3=19.4/HBO2=98.4(117.8㎎/㎏)
  CO2=110.0(110.0㎎/㎏)
          
〔2005.10.28〕
 入浴履歴   初訪14.09.13
 評 価   ★★★★
 古町温泉
赤 岩 荘
                           ふるまちおんせん あかいわそう
施設名のとおり湯船の周りの岩が赤茶色に染まった露天風呂
は、視覚的・皮膚感覚的にインパクト大ですが、私的には内
湯の方がお気に入り。

リニューアルによってかつてよりは後退してしまったようで
すが、静謐な雰囲気からは共同浴場のような風情が感じられ、
露天に比べると酸化の進んでいない濃厚な高張泉をじっくり
と楽しませていただきました。        〔15.10.10〕
一方、内湯を横目にその先の扉を抜
け、昔の学校の渡り廊下を想起させ
る簀子を敷き並べた渡り廊下の先に
露天風呂があり、突き当たりが男湯、
その左手前が女湯となっています。

木の扉を開けると簀子敷きの脱衣所
が設けられており、左手前と右から
正面にかけて4列分の4段棚が置かれ、
各3個ずつ計12個のプラスチック籠
が備えられていました。
ホールから奥へ歩を進めると15畳の
小休憩室を挟んで左手に内湯があり、
手前が男、奥が女湯に分かれていま
す。

壁・床とも板張りの脱衣所には、右
側に各段3個ずつの角籠を納めた4段
棚と洗面台、左に畳敷きの腰掛けが
備えられていました。
『赤岩荘』は、南会津町の西端に位
置する伊南地区(旧伊南村)市街の北
寄り、国道401号から270m余り西へ
入ると右手に所在する、只見川の支
流 伊南川の河畔に湧く古町温泉に
唯一入湯することができる日帰り温
泉施設です。

元は村が1978年に開業した保養所で、
2011年4月からは町の第三セクター
であるみなみやま観光㈱が指定管理
者として運営しています。
うっすらと白膜が浮かぶ透明度10㎝ほどの黄土色の濁り湯は
熱めで、浸かった瞬間には金気臭と石鹸のような匂い、しっ
かりした甘塩苦味が感じられ、肌がきしきししました。
縦長の長方形を呈した浴室は御影石の石板張りで、右壁手前
に2基のシャワーカランが並び、左奥寄りに2.6m弱×1.75m
強の石板張り湯船を配しています。
湯船の縁や周りの床は温泉成分によって赤茶色に変色し、さ
らに床には析出物がこってりと付着していました。

左奥の槽内に挿入されたコック付きのパイプ湯口からボコボ
コッと間欠的に加えられているのは、地下700mで掘削され
た独自源泉の純食塩泉。
少しぬるめ寄りの適温となった透明度50㎝ほどの黄色掛かっ
た緑褐色の濁り湯からは、金気臭とともにわずかながら硫黄
臭も感知されました。
1988年に建築された建物は、切妻
造りの木造平屋建て。

臙脂色の暖簾が掛かるガラス戸の
玄関を入ると、フローリングのホ
ールの左に厨房があり、その前が
受付となっていました。

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