住 所   岐阜県下呂市幸田1182-1
  電 話   0576-25-2110
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   下呂温泉集中管理源泉 混合泉(幸田ポンプ所)
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   2300 ℓ/min
 泉 温   55.0  ℃
 pH   9.1.
 成分総計   0.349 g/㎏
    Na=109.5/K=1.0/Ca=1.9(112.4㎎/㎏)
  F=15.6/Cl=75.6/SO4=10.7/HCO3=31.7/CO3=33.9/
  HS=0.2(167.7㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2Si03=62.1/HBO2=5.4(67.6㎎/㎏)
  H2S=1.3(1.3㎎/㎏)  
  
       〔2004.11.05〕
 入浴履歴   初訪16.05.28
 評 価   ★★★★★★
 下呂温泉
民宿・割烹 松園
                げろおんせん みんしゅく・かっぽう しょうえん
1974年に14本の源泉を集中管理化し、
幸田地区と湯之島・森地区の2系統
で全ての旅館や浴場へ配湯している
当温泉にあって、完全放流式の温泉
を楽しむことができる数少ない湯宿
という情報を得て、かねてより入湯
の機会を伺っていましたが、芳ばし
い湯の香と滑らかな肌触りは期待以
上の素晴らしさで、大変満足しまし
た。         〔17.03.13〕
到着後早々に足を運んだ
際には激熱でシャワーを
使っての加水を余儀なく
された無色透明の湯から
は、茹で玉子の匂いのよ
うな硫黄臭と甘味が感じ
られ、半透明の湯の華が
少量舞う湯に浸かると肌
がつるつるしました。
浴室は床を平石、壁を淡桃色のタイルで仕上げた小ぢんまりした造りで、
上に富士山のタイル画が飾られた左壁手前に2基のシャワーカランが並
び、奥に台形を右に倒したような幅1.5m、奥行き1.5m強の水色タイル
張りの湯船が配されていました。

左奥のライオンの口から湯船へ吐き出されているのは、約70m南西の幸
田ポンプ所の貯湯タンクから引かれている共同源泉のアルカリ性単純泉。
利用させていただいたのは、縦長の
ホールの突き当たりを左に折れ、奥
へ向かう途中右手の階段を上って右
へ折り返すと左側に並ぶ客室のうち
2番目の“笛”。

奥に鏡台を置いた内縁が付いた6畳
間で、すでに蒲団が敷かれていまし
た(1泊素泊まり 税別 4000円)。
『民宿・割烹 松園』は、下呂大橋
で飛騨川の右岸へ渡り、JR高山本
線の下呂駅へ向かって40m余り進む
と右手に所在する客室数全7室の温
泉民宿で、8年振り3度目の下呂訪問
の折に宿泊しました。

比較的通行量の多い交差点の角に立
地する1階に食事処を併設した建物
は、瓦葺きの切妻屋根を下向きの角
括弧形に連ねた木造2階建て。
その後、鎌倉時代の1265(文永2)年に地震の影響により源泉の湧出が
突然停止していましたが、その翌年、傷付いた脚を癒していた1羽の
白鷺がきっかけとなって、飛騨川の河原で再発見されました。
飛び立った白鷺が止まった中根山中腹の松の木の下には、光り輝く薬
師如来像が鎮座していたため、白鷺に姿を変えた薬師如来が温泉を教
えてくれたと評判になったそうです。

1489(延徳元)年には、京都相国寺の禅僧で歌人の万里集九が、詩文集
『梅花無人蔵』の中で「本邦六十余州ごとに霊湯あり。その最たるも
のは、上州の草津、摂津の有馬、飛州の湯島、この三か所なり」とそ
の名泉ぶりを讃え、江戸時代前期には、儒学者の林羅山が『林羅山詩
集巻三 西南行目録』の中で同様の内容を記して、“日本三名泉”の
一つに数えられるようになりました。
下呂温泉は、岐阜県中部の下呂市を
流れる飛騨川(益田川)河畔に湧く、
大型ホテルから民宿まで50数軒の宿
泊施設が建ち並ぶ、東海地方を代表
する温泉地です。

温泉の発見は平安時代中期。
延喜年間(901~923)または天暦年間
(947~957)に、4㎞ほど東にある湯
ヶ峰(1067m)の頂上付近で温泉が湧
き出しているのが確認されました。

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熱めの湯はよく温まり、湯上がり後はいつまでも汗が引きま
せんでした。
浴場は階段上り口の左に1か所設けられており、
16時から翌朝9時まで扉に鍵を掛けて貸切利用す
るようになっています。

扉を入ると白黒の市松模様のクッションフロアが
敷かれた脱衣所があり、左奥に小さな洗面台、そ
の手前に2段のランドリーボックスとプラスチッ
ク籠が備えられていました。
1階の右端が宿の玄関となってお
り、白い暖簾が掛かったガラス戸
を入ると、すぐ右手が帳場となっ
ていました。