住 所   北海道虻田郡ニセコ町ニセコ510
  電 話   0136-58-2707
 営業時間   立寄り 8:00~20:00(12~4月 10:00~19:00)
 入浴料   600円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   五色温泉 / 花畑源泉
  泉 質   酸性-含硫黄-マグネシウム・ナトリウム・カルシ
  ウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量       / 200  ℓ/min
 泉 温   76.1 / 55.4  ℃
 pH   2.6 / 2.4
 成分総計   4.574 / 3.823  g/㎏
    H=2.5/Na=399.2/K=111.7/Ca=323.9/Mg=306.9/Al=22.4/
  NH4=5.4/Fe2=0.3/Zn=0.2/Mn=13.7(1186mg/kg)
  F=10.1/Cl=1014/SO4=1911/HSO4=161.7/S2O3=1.5
  (3098mg/kg)
  HAsO2=1.0/H2SiO3=219.2/HBO2=34.2(254.4mg/kg)
  CO2=23.1/H2S=12.6(35.7mg/kg)     〔2010.09.06〕

  H=4.0/Na=312.0/K=85.7/Ca=258.3/Mg=239.3/Al=50.3/
  NH4=2.3/Fe2=5.1/Zn=0.5/Mn=9.2(966.7mg/kg)
  F=6.4/Cl=905.0/SO4=1464/HSO4=197.2/S2O3=0.6/
  H2PO4=0.4(2574mg/kg)
  HAsO2=2.0/H2SiO3=192.7/HBO2=44.0(238.7mg/kg)
  CO2=31.4/H2S=11.8(43.2mg/kg)     〔2004.09.06〕

 入浴履歴   初訪16.07.15
 評 価   ★★★★ (暫定)
 五色温泉
ニセコ五色温泉旅館
                  ごしきおんせん にせこごしきおんせんりょかん
五色温泉は、JR函館本線の昆布駅から道道昆布停車場ニセコ線(207号)・岩内洞爺線(66号・207号重複)と
倶知安ニセコ線(58号)を経て北上すること約16.5㎞、ニセコ連山の東山系に属し、アイヌ語で“硫黄山”を
意味する標高1116mの活火山 イワオヌプリ南麓の爆裂火口で自然湧出し、イワオヌプリとその南東に聳え
るニセコアンヌプリとの間の標高約750mの高所に立地する2軒の宿泊施設からなる温泉地で、その名は複数
の源泉が混合して生じた沈殿物の色合いが微妙に異なっていたことに由来するそうです。

硫黄精錬所が設置された1899(明治32)年にはその存在が知られていたと推定され、1920(大正9)年に稲村道
三郎氏よって倶知安からのアクセス道路が開削、1929(昭和4)年に井上土次郎氏によって井上温泉が開かれ
ました。
1958年11月には、ニセコ湯本・ニセコ昆布・ニセコ新見の3温泉地とともに「ニセコ温泉郷」の一つとして
環境省の国民保養温泉地に指定され、現在では、東側の羊蹄山(1898m)が「支笏洞爺国立公園」、北側のニ
セコ連山が「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されているなど豊かな自然に恵まれ、夏はアウトドアス
ポーツ、冬はウィンタースポーツを楽しむことができることで人気を博している通年観光リゾート地 ニセ
コに点在するニセコワイス高原・ニセコ湯本・ニセコ新見・ニセコ東山・ニセコ駅前・ニセコアンヌプリ・
ニセコ昆布・ニセコ湯の里・黄金・昆布川といった温泉とともに“ニセコ温泉郷”と総称されています。
白濁半透明でぬるめとなっていた展望の湯の内湯小浴槽以外、いずれも
ほぼ透明の適温湯で、湯面からは明礬硫黄臭が香り、塩味の加わった酸
味が感じられました。
以上の湯船に
掛け流されて
いるのは、イ
ワオヌプリの
山麓から引湯
されている食
塩・石膏-酸
性正苦味硫化
水素泉。
一方、からまつの湯は、展望の湯の
休憩フロアの右奥から左へ向かった
別棟にあり、廊下の右側手前が女、
突き当たりが男湯に分かれています。

清掃の行き届いた脱衣所には、左奥
にボウル3基の洗面カウンターが設
置され、出入口のすぐ右横に20庫の
脱衣箱にプラスチック籠16個、右壁
の中程にプラスチック籠8個を納め
た12庫の脱衣箱がそれぞれ備えられ
ていました。
タイル張りの内湯には、左壁の手前側に6基のシャワーカランが並び、
右壁の手前に小浴槽、正面のガラスの前に大浴槽が幅一杯に配され、天
気が良ければ連山の主峰 ニセコアンヌプリ(1308.2m)の山容を眼前に
望むことができる露天には、ゆったりした木造りの湯船が設えられてい
ました。
浴場には、内
湯のほかにそ
の奥に露天風
呂が併設され
ており、両者
の間は透明ガ
ラスで仕切ら
れています。
湯上がり後に休憩できるよう腰掛
けや清涼飲用水の自販機が置かれ
ているフロアの右側にゆ暖簾が掛
かる浴場入口があり、手前が男、
奥が女湯に分かれています。

小綺麗な脱衣所には、右にボウル
2基の洗面カウンターが設置され、
左壁の前に4列4段に仕切られた棚
とプラスチック籠が備えられてい
ました。
招き屋根を載せたログハウス風の
本館へ足を踏み入れると、スリッ
パが並べられた玄関の正面に券売
機が設置されており、入浴券を購
入し、右側に続くピカピカに磨か
れた板張りのロビーの右手にある
フロントへ手渡します。

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別館にはすぐ横で湧出している花畑源泉を利用した別浴場があり、連休や繁忙期の週末には立寄り入浴が可
能とのこと。
ぜひとも機会を捉えて再訪し、本館の浴場ともどもじっくりと浸かりたいと思います。
平日にもかかわらずまず
まずの入浴客がおり、加
えて掛け足気味の入湯と
なってしまったことから
消化不良の感は拭えませ
んが、もう少し秘湯然と
した雰囲気と開放感を期
待して訪問したため、館
内・浴場とも垢抜けた雰
囲気にいささか拍子抜け
しました。
こちらの浴場にも内湯とともに露
天風呂が付設されており、板壁で
精美な石板を張った内湯には、右
壁に5基のシャワーカラン、ガラ
ス張りとなった左壁に寄せて石板
張りの湯船が配され、その奥に続
く手前側だけ屋根掛けされた石板
張りの露天には、やはり石板造り
の湯船が設けられていました。
本館には2002年夏に完成した“展望
の湯”と呼ばれる大浴場、2009年5
月に改装された“からまつの湯”と
いう男女それぞれ2つの浴場が設け
られており、まずはロビーから奥へ
延びる廊下で本館の裏側に周り、渡
り廊下で移る別棟にある展望の湯へ
向かいます。
『ニセコ五色温泉旅館』は、「ニセコ山の家」と向かい合うように道道
の北側に所在する、1930(昭和5)年に稲村道三郎氏が創業した五色稲村
旅館(通称 稲村温泉)を嚆矢とし、豪雪地のために経営者が8代交替して
いるという温泉旅館です。

手前側に確保された未舗装の駐車場の奥に建つ建物は、カラマツ材を使
用して1998年に改装された本館(新館)とその90m余り左奥に2005年に造
られた素泊まり自炊専用の別館からなり、客室は本館10・別館7の全17
室を数えます。