住 所   熊本県阿蘇郡小国町西里はげの湯
  電 話   
 営業時間   9:00~21:00
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   82   ℃
 pH   7.13
 成分総計   0.4843 g/㎏
 





 入浴履歴   初訪11.04.30
 評 価   ★★★★
 はげの湯温泉
はげの湯温泉共同浴場
          はげのゆおんせん はげのゆおんせんきょうどうよくじょう
透明度50㎝ほどの灰褐色に濁った熱めの湯は、ほぼ無味なが
ら焦げたような匂いが香り、肌が少しつるりとするさっぱり
した浴感が印象に残りました。
コーティングされて表面がテカテカ
光るコンクリート打ちっ放しの浴場
は、9庫の脱衣箱を置いた簀子敷き
の脱衣所とその奥の浴室の間に仕切
りのない一体型の造りで、右の壁に
は黄・赤・紫・青色の小さな色ガラ
スを嵌め込んだ菱形の小窓が設えら
れており、とてもお洒落な感じがし
ました。
『はげの湯温泉共同浴場』は、通りの左手、はげの湯集落の入口に近い旧松屋旅館の右隣に所在する共同浴
場です。

2003年春に改築されたという浴舎は、2階にはげの湯集会所が併設された鉄筋コンクリート造りのモダンな
建物で、浴場への案内などは一切設けられていないため、その存在を知らなければ気が付かずに通り過ぎて
しまうかもしれません。
はげの湯温泉は、大分・熊本両県の県境にまたがって聳え、“小国富
士”とも称される秀峰 桶蓋山(1499.5m)の北西麓、文字通りその懐
に抱かれるように標高750m前後のなだらかな高原に立地する長閑な
温泉地で、全国各地の鄙びた温泉を巡り歩いた漫画家のつげ義春が、
1972年1月に奥さんを同伴して立ち寄ったことでも知られています。

国道387号から案内標識にしたがっておよそ2.9㎞東進し、岳の湯温泉
との分かれ道を右へ折れて700mほど上っていくと、つげも描いたそ
こここで白い噴気が濛々と立ち上る独特の風景が見えてきます。
桶蓋山へ向かう細道の両側に点在する4軒の宿と日帰り入浴施設・共
同浴場各1か所からなり、同山の北西から西麓にかけて所在する麻生
釣・鈴ヶ谷・地獄谷・岳の湯・山川・日平の各温泉とともに「わいた
温泉郷」と総称されています。

トップページへ



熊本県の温泉へ



初入湯の温泉以上にイン
パクトを受けたのが、入
口横の張り紙に記されて
いた「生活用共同温泉」
には不釣り合いな浴場の
造り。

これまで訪れてきた共同
浴場ではお目に掛かった
ことのない斬新さに、と
ても驚かされました。
     〔12.07.08〕
昼間でも照明を要する仄暗い浴室には、左奥に円柱状の湯口が設けられ、
その手前に小さな円形の冷却槽、さらにその手前に瓢箪を半割したよう
な曲線的なコンクリート湯船が配されています。

源泉が激熱のため、湯船には奥の水カランからビニールホースが延び、
加水によって湯温調整が行われていました。
向かって左側の石段を上ると、浴
場内の湿気を防ぐためか、左右両
端には開けっ放しとなったサッシ
扉の入口があり、扉の横のコンク
リート壁には、南京錠の付いたス
チール製の小さな料金箱がそれぞ
れ備えられています。

男女の別は扉のガラスに貼られた
小さな温泉マークの色で表わされ
ており、男湯は右側。