住 所   大分県別府市朝見2-3-25
  電 話   0977-22-9198
 営業時間   6:00~11:00 / 14:00~23:00
  (土 6:00~23:00,日祝 7:00~22:00)
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   別府市有雲泉寺泉源 外
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   64.1  ℃
 pH   7.4
 成分総計   0.765 g/㎏
    Li=1.3/Sr=0.2/Na=173.0/K=17.5/Ca=16.2/Mg=4.6
  (212.8㎎/㎏)
  F=0.6/Br=0.5/Cl=168.0/SO4=71.2/HCO3=142.0/
  NO2=0.1/NO3=1.4/HPO4=0.2(384.0㎎/㎏)
  HAs02=0.2/H2Si03=159.0/HBO2=8.8(168.0㎎/㎏)
  CO2=0.9(0.9mg/kg)
            〔2016.03.17〕
 入浴履歴   初訪10.02.12,最終11.12.23(2回目)
 評 価   ★★★★
 浜脇温泉
朝 見 温 泉
                         はまわきおんせん あさみおんせん
浜の至る所で温泉が湧き出ることから“浜湧き”と呼ばれ、鎌倉時代
中期には、文永の役に備えて下向した御家人の大友頼康が温泉奉行を
設置し、朝見川や永石川・流川沿いに湧出する温泉の整備を行いまし
た。
江戸時代には、1196(建久7)年に大友氏初代当主能直によって創建さ
れた八幡朝見神社門前の温泉町として発展し、1817(文化14)年に書か
れた温泉番付『諸国温泉効能鑑』では、別府温泉より上位の西の前頭
三枚目に位置付けられています。

近代以降も、1871(明治4)年の旧別府港の開港、1911年の豊州線浜脇
駅(現 JR日豊本線東別府駅)の開設を機に一大歓楽街として栄えま
したが、1920年ごろから湧出量が減少し、さらに1958年の売春防止法
の施行も加わって、急速に衰退しました。
この日の湯温は、肌の表
面がビリビリするほどの
熱さ。後で来られた北九
州の男性は、湯船に浸か
るや否や、堪らず左手前
の水カランから水を加え
ていました。

湯から上がると、身体は
すっかりポカポカ。
この冬一番という寒気に
見舞われた朝でしたが、
浴場の前では、地元の奥
様方が上気した顔で談笑
されていました。
      〔12.01.22〕
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
半地下式のタイル張りの浴室は、以前と変わらず。

ただし、湯船に湛えられた温泉は、初訪時には前日の大雨の影響で少し
濁っていましたが、今回はクリアに澄んでいました。
1年10か月ぶりに再訪しました。

地理が良く分からなかった前回は、
朝見川沿いの狭い路地を利用しまし
たが、八幡朝見神社の鳥居の下を潜
って参道である朝見本通りを南西へ
進み、100mほど先の魚屋さんの手
前を右に折れ、80m先を左へ入ると、
程なくして到着します。
浴室の中央には、奥壁に一辺を寄せる形で2.2×1.95mほど
の隅丸方形を呈したタイル張り湯船が配され、左手前の源泉
枡から浴槽内の湯口を介して雲泉寺貯湯タンクから引湯され
た共同源泉が静かに掛け流されています

同じ日に巡った同一源泉を利用している他の共同湯と同様、
前日の大雨の影響で少し濁りがあるというやや熱めの湯から
は、成分臭がほんのり香り、つるつるした肌触りがとても気
に入りました。


際立った特徴はないものの、生活温泉としての性格が色濃い
別府らしさを強く感じさせてくれる素朴な浴場でした。
          〔11.09.07,11.12.25 画像一部差替え〕
浴場は脱衣所の奥に浴室が続く一体
型の造りで、脱衣所には23庫の脱衣
箱が鉤形に設えられ、その横にはレ
トロな体重計が置かれています。
1920(大正10)年に創設された当時は、現在
地から道を隔てた北東の角地に所在してい
ましたが、1951年に移築。
1966年に改築されたという建物は、1階が
鉄筋コンクリート、2階が木造モルタル造
りで、2階には朝見2丁目公民館が併設され
ています。
開けっ放しとなったアルミ扉を入って階段
を3段下りると、狭小なコンクリート土間
の左に無人の番台があり、ガラス小窓の奥
に置かれた箱に入浴料を納めるようになっ
ています。
『朝見温泉』は、永石通りから御幸橋を渡って朝見川の右岸を遡上し、120mほ
ど先で一旦左に折れ、1本南側の通りを西へ30m足らず向かうと左手に所在する
市有区営の共同浴場です。
浜脇温泉は、別府温泉の南に位置する「別府温泉発祥の地」とされる温泉地で、朝見川の河口付近を中心
に、おおよそ永石通りから南側の一帯をその範囲としています。

脱衣所より2段分ほど低くなった浴室は
タイル張り。波板で目隠しされた窓か
ら、柔らかな陽が射し込んでいます。

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