住 所   大分県別府市浜町22-10
  電 話   0977-23-6780
 営業時間   6:30~12:00 / 14:30~24:00
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   別府市有雲泉寺泉源 外
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   64.1  ℃
 pH   7.4
 成分総計   0.765 g/㎏
    Li=1.3/Sr=0.2/Na=173.0/K=17.5/Ca=16.2/Mg=4.6
  (212.8㎎/㎏)
  F=0.6/Br=0.5/Cl=168.0/SO4=71.2/HCO3=142.0/
  NO2=0.1/NO3=1.4/HPO4=0.2(384.0㎎/㎏)
  HAs02=0.2/H2Si03=159.0/HBO2=8.8(168.0㎎/㎏)
  CO2=0.9(0.9mg/kg)
             〔2016.03.17〕
 入浴履歴   初訪06.08.24,最終10.12.27(2回目)
 評 価   ★★★★
 浜脇温泉
日 の 出 温 泉
                        はまわきおんせん ひのでおんせん
湯船をたっぷり満たした
無色透明の湯からは、弱
い芒硝臭と微弱ながら潮
っぽい匂いが香り、肌も
少しつるっとしました。

数年前に手が加えられ、
初訪時に魅了された鄙び
感は幾分失われていまし
たが、静謐な雰囲気は相
変わらずで、やはり好感
の持てる浴場でした。
      〔11.03.28〕
脱衣所から小一段下がった浴室は、
床・湯船ともタイル張りで、脱衣所
から見て右奥にある源泉枡も、同じ
タイルの小浴槽となっています。

脱衣所と平行して置かれた湯船は、
3.55×2.0mほどの隅丸長方形。
真ん中からやや右寄りに板を嵌めて
2つの浴槽に仕切り、源泉枡に近い
側の短辺の底に湯口がある狭い方が
熱めの上がり湯、仕切りの穴から湯
が流れ込む広い浴槽がやや熱めの下
湯となっていました。
国道とはわずかな間を置いて建つ
浴舎は1967年に建築された鉄筋造
りの2階建てで、その前には別府
の共同浴場では珍しく5台分の駐
車場が確保され、国道の歩道脇に
は案内板まで設置されています。

1階の中央が番台式の受付。ただ
し、訪問時はいずれも無人で、ガ
ラス小窓の横に口を出した塩ビ筒
の中に入浴料を投入するようにな
っていました。
浜の至る所で温泉が湧き出ることから“浜湧き”と呼ばれ、鎌倉時代
中期には、文永の役に備えて下向した御家人の大友頼康が温泉奉行を
設置し、朝見川や永石川・流川沿いに湧出する温泉の整備を行いまし
た。
江戸時代には、1196(建久7)年に大友氏初代能直によって創建された
八幡朝見神社門前の温泉町として発展し、1817(文化14)年に書かれた
温泉番付『諸国温泉効能鑑』では、別府温泉より上位の西の前頭三枚
目に位置付けられています。

近代以降も、1871(明治4)年の旧別府港の開港、1911年の豊州線浜脇
駅(現 JR日豊本線東別府駅)の開設を機に一大歓楽街として栄えま
したが、1920年ごろから湧出量が減少し、さらに1958年の売春防止法
の施行も加わって、急速に衰退しました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
『日の出温泉』は、国道10号の朝日橋の北西、朝見川河口の左岸側である浜町に所在する、昭和初期に創設
されたという日の出温泉管理組合が運営する市有区営の共同浴場です。

後で知りましたが、源泉枡にある赤・青2つの栓のうち、訪
れた時立っていた青い栓は少しずつ源泉を注入するもの、赤
い栓は注入を完全に止めるものだそうです。
この受付を挟んで右側が男湯。ガラス扉を開けて回り込むように階段を6段
下りると、右壁に33庫の脱衣箱がずらっと並ぶ簀子敷きの脱衣所とその左に
浴室が並列する、別府八湯では通有の一体型の浴場が目の前に現われます。
浜脇温泉は、別府温泉の南に位置する「別府温泉発祥の地」とされる温泉地で、朝見川の河口付近を中心
に、おおよそ永石通りから南側の一帯をその範囲としています。

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