住 所   和歌山県和歌山市鳴神574
  電 話   073-471-3277
 営業時間   立寄り 8:00~23:00 (休=木,祝日営業)
 入浴料   1080円 (17:00~ 650円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   花山温泉
  泉 質   含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-
  塩化物・炭酸水素塩泉
 湧出量  124 ℓ/min
 泉 温  25.5 ℃
 pH   6.4
 成分総計   18.185 g/㎏
    Li=2.3/Sr=13.7/Na=1164.7/K=23.3/Ca=2888.6/
  Mg=1332.1/Al=0.1/NH4=1.6/Fe2=48.3/Ba=0.3/
  Mn=0.5(5475.5㎎/㎏)
  I=0.2/Br=5.3/Cl=7218.0/HCO3=3234.1(10457.6㎎/㎏)
  H2SiO3=152.4/HBO2=357.2(509.6㎎/㎏)
  CO2=1742.4/H2S=0.2/(1742.6㎎/㎏)
  〔2008.08.29〕
 入浴履歴   初訪06.01.14,最終08.11.29(5回目)
 評 価   ★★★★★★
 花山温泉
花山温泉 薬師の湯
               はなやまおんせん はなやまおんせん やくしのゆ
湯口の周辺は、析出物に
よってまるでスズメバチ
の巣のようになり、各湯
船の縁や底にも析出物が
何層にも重なって付着し
て、本来の材質を知るこ
ともできません。
加温浴槽の湯面には白い湯の華が薄氷のように浮かび、湯船
の底にはポテトチップスを砕いたような湯の華が沈殿してい
ました。
酸化によって透明度の
ほとんどない茶褐色と
化した濁り湯からは、
金気臭と粘土のような
強い土類臭が感じられ
ます。
また、小浴槽の湯口で
“霊泉”と呼ばれる無
色透明の源泉を口に含
んでみると、炭酸味と
弱塩味に強い苦味が加
わった強烈な味がしま
した。
しかしながら、この施設で圧巻なのは、1965年に行われた
ボーリングで地下501mから自噴した温泉を掛け流しで供
しているその奥の温泉浴槽でしょう。

向かって左側の小浴槽には泉温25.5℃の源泉、右の大浴槽
には41.5℃の加温泉が注がれ、大浴槽の奥の一段高い位置
にあるさらに小振りな浴槽には、加温泉に源泉を加えて38
℃に調整した湯が湛えられています。
加えて、大浴槽の中を突っ切って屋外に出ると、右側に変
形五角形を呈した40℃の加温浴槽が設けられていました。
『花山温泉 薬師の湯』は、阪和自動車道の和歌山I.Cから国道24号で和歌山市街へ向かう途中、花山交差点
を左に鋭角的に折れて300mほど東進すると左手に所在する1968年創業の宿泊施設です。
入口から階段を上がっていった正面
が受付。浴場はそこから右奥へ進ん
だところにあります。
どちらかと言えば立寄り入浴の方が
中心で、脱衣所には多くのロッカー
が備えられています。

浴場は内湯と露天からなり、内湯に
は左壁の手前側に8基のシャワーカ
ラン、右にサウナと水風呂・打たせ
湯・寝湯と気泡超音波風呂といった
白湯浴槽が配されています。

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湯温の低い小浴槽の源泉が水風呂の役割を果たし、温泉浴槽だけで温冷交互入浴が可能となっていますが、
成分総計が18gを超える高張性の湯であるだけに、長湯による湯当たりには十分注意が必要です。
実際、以前に1時間以上浸かり続けた時には、一時的に眠気と貧血のような症状に襲われてしまいました。

潤沢とは言えない湧出量にもかかわらず、個性の強い濃厚な源泉が完全放流式で利用されており、入浴料の
高さも十分に許容できる素晴らしい浴場です。           〔09.06.08,12.02.23 画像一部追加〕