住 所   群馬県吾妻郡嬬恋町今井97-1
  電 話   0279-97-3373
 営業時間   立寄り 8:00~20:00
 入浴料   400円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   半出来吾妻温泉 恵の湯
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   42.5  ℃
 pH   7.0
 成分総計   4.96 g/㎏
    Na=1054/K=82.5/Ca=440/Mg=129/Al=0.06/Fe2=0.05/
  Mn=1.19(1707㎎/㎏)
  F=<0.1/Cl=2358/SO4=575/HCO3=136(3069㎎/㎏)
  H2SiO3=146/HBO2=21.6(168㎎/㎏)
  CO2=19.8(19.8㎎/㎏)
            〔2003.11.06〕
 入浴履歴   初訪11.08.06
 評 価   ★★★★
 半出来温泉
温泉民宿 登喜和荘
                はんできおんせん おんせんみんしゅく ときわそう
左手前の岩組みのパイプ湯口から小浴槽に源泉が注がれ、ここから
右側の大浴槽へ溢れるようになっており、小浴槽はやや熱め、大浴
槽では適温となっていました。

貝汁のようにうっすらと濁った湯からは、金気を帯びた油臭と薄塩
味が感じられ、湯面には油膜が所々浮かんでいます。
また、肉眼では判然としませんでしたが、肌に薄絹を纏ったような
感触が得られたことから、どうやら極微細な泡付きがあるようです。


どちらかと言えば普段は内湯の方が好みですが、豊かな自然ととも
に掛け流しの湯を楽しめる開放的な露天風呂であり、想像していた
以上に個性的な源泉とともに好印象が残りました。  〔12.08.30〕
一方、左奥の扉から外に出て、木造
の階段と渡り通路を伝って山野草が
生い茂る庭の中を10mほど進んでい
くと、赤提灯がぶら下がった屋根掛
けされた門のような入口があり、そ
の先には、吾妻川やこれに架け渡さ
れた八十路つり橋を望むことができ
る混浴の露天風呂が設けられていま
す。
少し殺風景な感のある脱衣所には、左手に各段4つに仕切った3段の棚が
設えられ、9個のプラスチック籠が納められています。

内湯はコンクリート張りで、右手前にシャワーカラン3基、右奥に長方
形の木造りの湯船が配され、左奥隅の岩組みに射し込まれたパイプ湯口
から自家源泉がドボドボと掛け流されていました。
その横を抜けるとすぐ左に帳場が
あり、応対していただいた女将さ
んに立寄り入浴をお願いします。

浴場は、帳場から奥へ延びる廊下
の突き当たりを左に折れた先にあ
り、男女別に分かれた内風呂の入
口には、浮世絵の役者絵と美人画
の暖簾が掛かっていました。
国道からは普通の民家のように見え
る白壁の建物は、切妻の木造2階建
てを棟方向を違えて繋いだもので、
客室は全12室を数えます。

案内板にしたがって国道から右に入
り、川側の建物前に設けられた駐車
場から山側へ向かって戻ってくると、
手前の建物の平側にガラス戸の玄関
があり、館内に入ると正面に小さな
狸の置物が出迎えてくれます。
『温泉民宿 登喜和荘』は、JR吾妻線の万座・鹿沢口駅から国道144号(長野街道)を北東方向へ約3.9㎞、
吾妻川左岸の河畔にポツンと所在する1975年に創業した半出来温泉の一軒宿で、他の土地に比べて作物の育
ちが悪いことから“半出来”と呼ばれた小字名を冠して温泉名が付けられました。

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ご主人が手造りされたという湯船は、コンクリートの枠の中に設えられ
たおよそ3.4×1.45mの木造りの大浴槽とその左端に嵌め込まれた1.1×
0.7mほどの小浴槽。
以前は仕切り板によって
大小の浴槽に分け、さら
にその左側に2つの味噌
樽を用いた一人用の樽風
呂が付設されていたよう
ですが、訪問した時には
取り除かれていました。

ただし、入口の脇に樽が
一つ置いてあったことか
ら、湯温の下がる季節に
は使用されているのかも
しれません。