住 所   熊本県人吉市下原田町嵯峨里1518
  電 話   0966-22-6981
 営業時間   10:00~22:00 (家族風呂 ~21:00)
 入浴料   400円 (家族風呂 1700円)
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   華まき温泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   34.1  ℃
 pH   8.36
 成分総計   1.558 g/㎏
    Li=0.4/Sr=0.3/Na=436.1/K=4.0/Ca=1.4/Mg=0.3
  (442.5㎎/㎏)
  F=8.6/Cl=68.2/SO4=88.3/HCO3=886.1/CO3=15.0
  (1066㎎/㎏)
  H2SiO3=32.2/HBO2=17.1(49.3㎎/㎏)
  
                        
〔2007.11.27〕
 入浴履歴   初訪14.05.04
 評 価   ★★★★★★ (暫定)
 人吉温泉
華 ま き 温 泉
                         ひとよしおんせん はなまきおんせん
ゆったりしたダートの駐車場を囲むように、西辺から北側にかけて切
妻造り平屋建ての建物が鉤括弧状に配され、駐車場から見て左から休
憩処、受付・待合室、男女別浴場、畳敷きの個室が付いた5室の貸切
内湯に分かれています。
受付で入浴料を支払い、すぐ右横に続く屋根の上に大きな湯気抜きが
載った男女別の浴場へ向かいます。

開け放たれたガラス戸の入口を入ると、正面に球磨川温泉郷の暖簾が
掛かった扉が左右に並んでおり、男湯は左側。
脱衣所は板張りの簡素な造りで、左壁に設えられた20庫の脱衣箱には
プラスチック籠6個が納められていました。
人吉温泉は、日本三大急流の一つに数えられる球磨川が東から西へ貫流する人吉盆地の西部に位置し、江戸
時代には2万2千石の石高を有する人吉藩相良家の城下町として栄え、武家屋敷や神社仏閣が点在する情緒豊
かな街並みから“九州の小京都”と称される熊本県の最南端、人吉に湧く温泉です。

トップページへ



熊本県の温泉へ



湯上がりにオーナーのご主人から伺ったお話では、この温泉に入るこ
とだけを目的に関東から鹿児島空港を経由して訪れる熱烈なファンも
いるとのことでしたが、その気持ちも十分納得できる良泉でした。

今回は人吉を離れる直前に慌ただしく訪れ、しかも入浴客でとても賑
わっていたことから、心ゆくまで満喫できたとは言い難かったため、
再訪の機会があれば、泡付きがより凄いという加温なしの源泉が楽し
める家族風呂に浸かってみたいと思います。      〔15.03.23〕
浴室は平石張りで、正面には横幅一杯に4枚の透明ガラス窓
が嵌められており、目隠し代わりとなっている木々の新緑が
目に飛び込んできます。
仕切り壁のある右側手前に3基のシャワーカランが並び、ガ
ラス窓の前には3.4×1.8mほどの平石張りの湯船が設置され
ていました。

奥辺の中央に設けられた木造りの湯口からドボドボと掛け流
されているのは、独自源泉の純重曹泉。
泉温が35℃に届かない低温のために弱く加温されているもの
の、無色透明のぬるめの湯は、湯口では弱い金気臭と硫黄臭
が香り、湯に浸かると身体にびっしりと気泡が付着し、肌が
ぬるぬるしました。
『華まき温泉』は、人吉市街から国
道219号で八代方面へ向かう途中、
案内板にしたがって産交バスの石水
川停留所の手前で国道から右へ折れ、
球磨川に注ぐ馬氷(まごうり)川に沿
って北東方向へ向かうこと約2.3㎞、
長閑な田園風景の中にポツンと所在
する1991年4月に創設された民営の
公衆浴場です。
1492(明応元)年の正月に井口八幡宮へ弓始めに参詣した相良家12代当
主 相良為続(1447~1500)が林村の湯楽寺で湯治した記録が残されて
いるという500年以上の歴史を持つ温泉ですが、本格的な開発は1910
(明治43)年に現在温泉町と呼ばれている万江川が球磨川と合流する地
で川野廉氏が泉源掘削に成功し、「翠嵐楼」を創業したことを嚆矢と
しており、当初は地名から“林温泉”と呼ばれていました。

昭和に入って上総掘りという井戸掘りの技術が伝えられると、市街地
でも泉源の掘削が次々と行われるようになり、2012年3月末現在、源
泉数は78本に上り、市内には23軒の宿泊施設と33か所を数える公衆浴
場(公衆浴場業許可を有する宿泊施設も含む)が点在しています(平成
25年版 人吉市統計年鑑 2014.4.1)。