住 所   鳥取県岩美郡岩美町岩井546
  電 話   0857-72-1431
 営業時間   立寄り 13:00~15:00 / 18:00~20:00
 入浴料   800円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   岩井温泉第1泉源
  泉 質   カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
 湧出量   797 ℓ/min
 泉 温   47.6 ℃
 pH   7.3
 成分総計   1.735 g/㎏
    Na=257.0/K=7.1/Ca=253.0/Mg=5.1/Al=0.1/Mn=0.1
  (522.4㎎/㎏)
  F=2.4/Br=0.3/Cl=157.0/SO4=917.0/HCO3=58.9
  (1135.6㎎/㎏)
  HAs02=0.3/H2Si03=60.3/HBO2=10.5(71.1㎎/㎏)
  C02=5.7(5.7㎎/㎏)            〔2001.11.08〕
 入浴履歴   初訪06.08.18 泊
 評 価   ★★★★★★
 岩井温泉
花 屋 旅 館
                    いわいおんせん はなやりょかん
『花屋旅館』は、旧街道を挟んで岩井屋の斜め前に所在する江戸時代末期創業の和風旅館です。

木造平屋建ての館内は客室数9室と規模が小さく、内装が整えられた岩井屋・明石家と比較すると古さも感
じられますが、利用させていただいた部屋は、床の間に季節の花がさり気なく生けられた10畳・6畳の2間続
きの広々とした和室で、両間を通して付設された縁側の窓からは見事な庭園を眺めることができました。
岩井温泉は、859(貞観元)年の開湯と伝えられ、『延喜式』にもその名が見られる山陰最古の温泉です。


平安時代前期、太政大臣 藤原冬嗣の子孫と伝えられ、天然痘に苦しんでいたという藤原冬久がこの地を訪
れた際、目の前に現われた神女が岩を杖で打ったところ温泉がこんこんと湧出し、冬久がさっそく湯を浴び
ると忽ち病が癒えたという由来が残されています。
江戸時代から湯治場として栄え、かつては県の入湯税の7割を占めるほどの隆盛を誇っていましたが、1934
年6月の岩井大火で温泉街の大半が焼失。
現在では、兵庫・鳥取県境から国道9号で6㎞ほどの蒲生川左岸の旧街道沿いに、江戸時代創業の3軒の老舗
旅館と外湯の公衆浴場を残すのみとなっています。

なお、1973年3月には、国民保養温泉地に指定されています。

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アットホームな接客で心地良く寛ぐことができるだけでなく、素朴さと自然の優しさ、美しさを味わいなが
ら100%の源泉掛け流しを堪能できる素晴らしい湯宿でした。               〔09.08.27〕
一方、内湯と比べると湯
の鮮度は劣るものの、庭
園露天風呂も悪くありま
せん。
ややぬるめの湯が掛け流
されており、日中は庭園
と花(訪問時は百日紅)、
夜は星空を眺めながら、
ゆったりと長湯を楽しむ
ことができます。
なお、このほかに、2005
年3月にリニューアルさ
れた檜造りの家族風呂も
備えられていました。
浴場は22時に男女入替えとなる総檜造りの2か所の内湯があ
り、うち一つには庭園露天風呂が併設されています。
内湯の湯船はいずれも1.5m四方の正方形で、底には岩を重
しにして檜の簀子が沈められ、床全体にも簀子が敷き詰めら
れていました。

大いに気に入ったのは、やはり庭園露天が併設された側。
鉤形のガラス窓から庭が眺められ、湯船に浸かりながら開放
的な気分が味わえます。
小ぢんまりした湯船に掛け流されているのは、泉源から数十
m引湯されている岩井温泉の共同源泉。
無色透明の湯からは石膏臭がほんのり香り、湯の華も比較的
多く目にすることができました。