住 所   島根県雲南市木次町湯村
  電 話   
 営業時間   24時間
 入浴料   無料
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量       ℓ/min
 泉 温        ℃
 pH   
 成分総計         g/㎏
 





 入浴履歴   初訪10.06.12
 評 価   ★★★★★★
 湯村温泉
河 原 湯
                                ゆむらおんせん かわらゆ
川の水が流入し、同じ足
元湧出泉の湯原温泉砂湯
や川湯温泉仙人風呂ほど
泉温が高くないため、ぬ
るめと予想していました
が、鮮度良好な湯は適温
で、しっかりと重曹泉系
の成分臭が香り、極微細
な泡付きによって肌がつ
るつるしました。
湯船は径3.6mほどの
大きさで、川側には比
較的小振りな礫で造ら
れた長楕円形の一人用
湯船が併設されていま
す。
川の水は緑褐色に濁り、
湯船の縁も藻によって
ぬるぬるしていました
が、湯船の中は澄み切
り、川砂の底から源泉
がプクプクと湧き出し
ている様子を観察する
ことができました。
『河原湯』は、2007年3月に初めてこの温泉地を訪れた際、雪解けによる増水で浸かることができず、以来未
湯のままとなっていた斐伊川の河原に自然湧出している野湯です。

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新緑の中、目の前をゆったりと流下する斐伊川を眺めながら
浸かることができる開放的な野湯であり、生まれたての新鮮
な温泉とともに大いに気に入りました。   〔12.02.01〕
「元湯 漆仁の湯」の駐車場か
ら上流側へ進むと道の脇に建っ
ているコンクリートブロック小
屋の右横に河原へ向かう木道が
あり、これを下り切った川っ淵
に大小の河原石で周りを画した
湯船が造られています。

入浴は24時間可能ですが、湯船
の近くには脱衣所や目隠しは一
切設けられていません。
湯村温泉は、木次から国道314号を南下すること約12km、八岐大蛇(ヤ
マタノオロチ)が棲んでいたという奥出雲の斐伊川中流の河原に湧き、
天平5(733年)に編纂された『出雲国風土記』にも「通路飯石郡の境な
る漆仁川の辺に通ふは二十八里なり、即ち川辺に薬湯あり、一たび浴
すれば則ち身体和らぎ、再び濯げば則ち萬の病消除る」と記載されて
いる古湯で、兵庫県の湯村温泉に対し、旧国名を冠して“(奥)出雲湯
村温泉”と呼称されることが一般的です。

近世以降、広島と出雲を繋ぐ街道の宿場町として栄え、大正時代の初
期には8軒の宿が建ち並んでいたそうです。
明治時代には田能村直入や岡本黄石といった文人墨客も来訪し、当時
の温泉番付である『日本国温泉鑑』では、「三澤之湯」という名で西
の前頭8枚目に位置付けられています。