住 所   島根県雲南市吉田町川手161-4
  電 話   0854-75-0031
 営業時間   立寄り 6:00~9:30 / 11:00~21:30
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   湯村温泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   40.8  ℃
 pH   
 成分総計   0.32  g/㎏
    Sr=0.2/Na=8.7/K=2.1/Ca=14.9/Mg=0.6(26.5㎎/㎏)
  F=2.0/Br=0.2/Cl=66.3/SO4=128.0/HCO3=32.4/
  CO3=7.8/S2O3=0.2(236.9㎎/㎏)
  H2SiO3=49.8/HBO2=2.5(52.3㎎/㎏)
  CO2=0.8(0.8㎎/㎏)
             〔2001.12.28〕
 入浴履歴   初訪10.06.12
 評 価   ★★★★
 湯村温泉
国民宿舎 清嵐荘
                ゆむらおんせん こくみんしゅくしゃ せいらんそう
浴場は内湯と露天か
らなり、前者は正面
と右側がガラス張り
となっていて、採光
は良好です。

平石張りの浴室には、
左に5基のシャワー
カラン、右側に4.4
×2.1mほどの岩風
呂が配され、同様に
平石張りとなった露
天には、内湯の半分
強ほどの岩風呂が設
けられています。
浴場は男女日替わりの岩風呂・石
風呂と2か所の家族風呂があり、
ロビーから長い渡り廊下を通って
左奥の別棟に進み、休憩兼食事処
を抜けた先に設けられています。

今回利用したのは、右の岩風呂。
脱衣所には、プラスチック籠を納
めた25庫の脱衣箱のほかに100円
返却式の貴重品ロッカーも備えら
れ、立寄り入浴客にも十分配慮が
払われていました。
湯村温泉は、木次から国道314号を南下すること約12km、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が棲んでいたという奥
出雲の斐伊川中流の河原に湧き、天平5(733)年に編纂された『出雲国風土記』にも「通路飯石郡の境なる漆
仁川の辺に通ふは二十八里なり、即ち川辺に薬湯あり、一たび浴すれば則ち身体和らぎ、再び濯げば則ち萬
の病消除る」と記載されている古湯で、兵庫県の湯村温泉に対し、旧国名を冠して“(奥)出雲湯村温泉”と
呼称されることが一般的です。

近世以降、広島と出雲を繋ぐ街道の宿場町として栄え、大正時代の初期には8軒の宿が建ち並んでいたそう
です。
明治時代には田能村直入や岡本黄石といった文人墨客も来訪し、当時の温泉番付である『日本国温泉鑑』で
は、「三澤之湯」という名で西の前頭8枚目に位置付けられています。

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蛙が鎮座する湯口から加温の上で掛け流されているのは、対岸の泉源から黒い送湯管で引かれているアルカ
リ性単純温泉。
足元湧出の河原湯と比べると湯の香は弱いものの、無色透明の清澄な湯は湯村温泉らしい柔らかなつるり湯
で、口に含むと甘さを感じることもできました。

長閑な雰囲気が持ち味のこの温泉地にはいささか不釣り合いの近代的な浴場ですが、入浴料が300円と安価な
こともあってとても人気があり、立寄り入浴の開始時間直後から続々と入浴客が訪れていました。
                                           〔12.02.06〕
『国民宿舎 清嵐荘』は、案内表示にしたがって国道から東へ逸れ、漆
仁橋の手前から斐伊川に沿って上流側へ120mほど向かうと右手に所在
する1962年11月創業の公営の国民宿舎で、右岸側にある湯乃上館ととも
にこの温泉地に2軒ある宿泊施設のうちの一つです。

1983年4月に改築されたという19室の客室を擁する建物は、鉄筋コンク
リート造りの2階建て。
館内に入ると正面右手にフロントがあり、下足場の奥に設置された券売
機で入浴券を購入して手渡すようになっています。