住 所   大分県玖珠郡九重町町田壁湯
  電 話   
 営業時間   7:00~22:00
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   壁湯共同温泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   37.8  ℃
 pH   7.8
 成分総計   0.333 g/㎏
    Li=0.2/Na=57.5/K=4.1/Ca=7.7/Mg=1.3(70.8mg/kg)
  F=0.4/Br=0.2/Cl=78.9/SO4=8.0/HCO3=64.2/NO3=1.2
  (152.9mg/kg)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=105.0/HBO2=4.6(109.8mg/kg)
                            〔2012.03.08〕
 入浴履歴   初訪11.04.30
 評 価   ★★★★
 壁湯温泉
壁湯共同温泉
                    かべゆおんせん かべゆきょうどうおんせん
無色透明のぬるめの湯は、鮮度抜群で肌当たりも柔らかくて申し分あ
りませんが、福元屋の天然洞窟温泉と比べると、泡付きはほとんどな
く、湯の香も弱いように感じました。

夕刻から夜にかけては何度訪れても地元客で大賑わいだったため、翌
朝、朝食前に訪問。
民宿に宿泊されたという3名の男性客の会話を耳にしながら、湧き出し
たばかりの清澄な湯をじっくりと楽しませていただきました。
                          〔12.06.22〕
浴場は階段を10段下りた脱衣所の真下にあり、岩盤が大きく抉り込まれ
た洞窟のようなところに、2槽に仕切られたコンクリート打ちっ放しの
浅めの湯船が設えられていました。
『壁湯共同温泉』は、国道沿いに設けられた駐車場から民宿の横の小路に入り、「旅館 福元屋」へ向かう
入口の横を過ぎて緩やかな坂道をそのまま進むと町田川左岸の川縁に所在している、明治時代に13名の湯株
主によって始められたという混浴の共同浴場です。

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湯船の左奥に大小の礫が
ゴロゴロと剥き出しとな
った扇状の凹みがあり、
どうやらそこから源泉が
自噴している様子。

奥の浴槽を満たした湯は
コンクリートの壁で仕切
られた手前側の浴槽に流
れ込み、入浴の際は幅の
狭いこの浴槽に浸かりな
がら身体を洗うようにな
っていました。
入口の門扉から一段と幅を減じた
坂道を回り込むように下ると、正
面は目隠しも何もない板張りの脱
衣所となっており、右側には12庫
と8庫の2つの脱衣箱が備えられて
いました。

屋根を支える左手前のコンクリー
ト柱に湯銭箱が設置されており、
寄付者と株主以外は入浴前に入湯
料を納めるようになっています。
壁湯温泉は、大分自動車道の玖珠I.Cから国道387号(一部区間は210号
重複)で南へ10.5㎞、2011年2月25日に“源泉かけ流し宣言”を行っ
た「宝泉寺温泉郷」と称される町田川沿いの3つの温泉の中で最も下
流に位置する旅館1軒と共同浴場1か所からなる小さな温泉地で、九重
町内に点在する龍門・水分・九酔渓・筌の口・馬子草・長者原・寒の
地獄・湯坪・筋湯・宝泉寺・川底の各温泉とともに、2007年10月に一
般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つに数えられています。

江戸時代中期の享保年間(1716~1735)、傷ついた鹿が町田川の河畔で
湯を浴びて傷を癒しているのを発見した猟師が、険しい岸壁に道を設
け、川を仕切って浴槽を設えたのを嚆矢とすると伝えられ、また、そ
の昔、美しい仙女が夜明け前に入浴して身を清め、日の出とともに昇
天したという伝説から、仙洞温泉とも呼ばれていたそうです。