住 所   長野県上田市鹿教湯温泉1373-3
  電 話   0268-44-2204
 営業時間   立寄り 10:00~16:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯温泉2~4・6号泉・
  大塩5号泉 混合泉)
〔集合湯施設 採水〕
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   45.9  ℃
 pH   8.1
 成分総計   0.5918 g/㎏
    Li=0.04/Sr=0.5/Na=90.3/K=2.3/Ca=81.5/Mg=1.3/
  Fe2=0.03/Ba=痕跡/Mn=0.04(176.0㎎/㎏)
  F=0.9/Cl=58.7/SO4=271.2/HCO3=43.1/HS=0.04
  (373.9㎎/㎏)
  H2Si03=40.9/HBO2=0.9(41.8㎎/㎏)
   
〔2007.11.26〕
 入浴履歴   初訪11.04.16
 評 価   ★★★★★★
 鹿教湯温泉
ふ ぢ や 旅 館
                         かけゆおんせん ふぢやりょかん
浴室に足を踏み入れてま
ず目を引くのは、ガラス
の間の壁に設えられた主
浴槽の湯口。
温泉成分が鬚のように白
く析出した鹿の口から、
鹿教湯温泉の共同源泉が
ドボドボと掛け流されて
います。
大理石張りの浴室は、前面
が天井までガラス張りとな
った明るく開放的な造りで、
左手前に飲泉もできる温泉
利用のシャワーカラン5基、
正面左寄りに黒御影で縁取
った幅4.75m、奥行き1.95
mほどの五角形を呈したモ
ザイクタイル張りの主浴槽、
その左手前に1.2×0.9mほ
どの小浴槽がそれぞれ配さ
れ、主浴槽には適温、上が
り湯である小浴槽には少し
熱めの湯がたっぷりと満た
されていました。
共同大浴場の脱衣所は、正面右半に嵌められたガラス越しに浴室全体、
さらには内村川の対岸を見通すことができるようになっており、正面左
寄りに10庫、右壁の前には12庫の脱衣箱がそれぞれ備えられています。
自動開閉のガラス戸から館内に入
り、出てこられたご主人に立寄り
入浴を申し出。
2組のソファが置かれた広間の右
を抜けて赤絨毯が敷かれた廊下を
進み、奥の階段を下りた地階に女
性専用浴場と混浴の共同大浴場が
あり、訪問時には生憎清掃中でし
たが、右端には全館木造の頃に男
湯の内湯として使用していた2つ
の湯船からなる露天風呂が設けら
れています。
信仰心の厚い猟師が、文殊菩薩が姿を変えた鹿を射損じ、追い求めて
いて湧出地を発見したという、温泉名の由来となった開湯伝説を有す
る温泉で、奈良時代、この地に霊威を感じた行基が、大和に戻って3
体の文殊菩薩像を彫り、うち1体を弟子の園行に託して安置させたと
のことです。
江戸時代には湯治場として栄え、1797(寛政9)に上州新田郡の代官 岩
松満次郎が女中や料理人らを同行して中風の療養を行ったことが記録
されているなど、中風に薬効のある温泉として知られていました。

1956年6月には、旧地名である内村温泉の一つとして大塩温泉・霊泉
寺温泉とともに国民保養温泉地に指定され、現在では、内村川沿いに
20軒余りの旅館・ホテルや2か所の共同浴場、温泉病院・クアハウス
などの施設が点在しています。
鹿教湯温泉は、上田市街から国道143号と県道上田丸子線(65号)・国道254号を経由して南西へ20㎞余り、同
じ旧小県郡丸子町に所在する霊泉寺温泉・大塩温泉とともに“丸子温泉郷”と総称される温泉地です。

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新緑には少し早かったため、残念ながら自慢の景色を楽しむことはできませんでしたが、清澄な湯に柔らか
な春の陽光がキラキラ反射してとても美しく、期待以上に満足度の高い湯浴みとなりました。
                                           〔12.06.01〕
淡い黄褐色の湯の華が舞う無色透明の湯は、鮮度がとても良
好で、湯船の中では焦げ臭がほんのり香り、飲泉してみると
芳ばしい石膏臭と少渋味が感じられました。
『ふぢや旅館』は、温泉街の目抜き
通りから文殊堂に向かって湯端通り
を90mほど下っていくと左手に所在
する、江戸末期から明治初期の創業
という老舗の温泉旅館です。

通りに面した木造3階建ての建物は、
間口が狭くとても年季が入っていま
すが、その奥には内村川に臨む鉄筋
6階建ての客室棟が繋がっており、
客室は全13室を数えます。