住 所   大分県別府市上人ヶ浜9
  電 話   0977-66-5737
 営業時間   3~11月 8:30~18:00 / 12~2月 9:00~17:00
               (休=第4水,祝は翌日)
 入浴料   1030円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   別府海浜砂湯
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   65.2  ℃
 pH   7.9
 成分総計   2.682 g/㎏
    Li=3.0/Na=797.0/K=71.2/Ca=56.2/Mg=7.3//Mn=0.4
  (935.1㎎/㎏)
  Cl=1029.5/SO4=280.2/HCO3=195.1(1504.8㎎/㎏)
  HAsO2=1.4/H2SiO3=190.4/HBO2=45.8(237.6㎎/㎏)
  CO2=4.7(4.7㎎/㎏)
             
〔2009.03.27〕
 入浴履歴   初訪13.10.12
 評 価   ★★★★
 亀川温泉
別府海浜砂湯
                    かめがわおんせん べっぷかいひんすなゆ
番号を呼ばれ
て手前側の砂
場に赴き、指
定された場所
に仰向けにな
ると、“砂掛
けさん”と呼
ばれる女性が
温泉を含んだ
砂を手際よく
身体の上に掛
け、最後に首
や肩の下に砂
を入れ、首を
固定して完成
です。
亀川温泉は、JR日豊本線の亀川駅から別府大学駅一帯の海岸沿いに
立地する湯量豊富な温泉地です。

江戸時代には、別府の北の玄関口という交通の要衝に当たっていたこ
とから湯治場として栄え、1694(元禄7)年に別府を訪れた筑前国福岡
藩の儒学者 貝原益軒が著した紀行文『豊国紀行』には、「里屋に温
泉有。塩湯也。里屋村を又亀川村とも云。」と記されています。
亀川駅の東を南北に走る県道亀川別府線の旧道沿いには、1918(大正
7)年創業の小松屋旅館を始めとして数軒の老舗旅館が建ち並び、往時
の風情を偲ぶことができるほか、独立行政法人国立病院機構 別府医
療センター(旧 亀川海軍病院)など温泉病院や保養所が多く所在して
います。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
浴室はタイル張りで、脱衣所側から見て右奥にソープ類が備えられたカ
ラン3基の洗い場、対する左奥に2.15m弱×1.2mほどのタイル張りの湯
船が配され、左手前に並んだ2基のカランから独自源泉である純食塩泉
と水がそれぞれ加えられていました。

無色透明の湯は加水の影響からか少しぬるめで、浸かった瞬間に石鹸の
ような匂いが感知されたほか、極薄の塩味も感じられ、肌がつるつるし
ました。
2011年12月に鉄輪温泉の丸神屋で初めて砂湯を体験した時は、あまりの
砂の熱さに長時間寝ていることが叶いませんでしたが、今回はずしっと
した砂の重みと温もり具合がとても良い加減で、砂掛けさんの声が掛か
るまでの15分間、波音をBGMに心地良い時間を過ごさせていただき、
砂を払って起き上がると、身体全体が軽くなったような気分を味わうこ
とができました。

終了後は再び浴場へ戻り、手前に2か所設置されているシャワー室の横
に備え付けられた回収口に浴衣を入れ、砂と汗を綺麗に洗い流して、そ
の奥に続いている浴室へ向かいます。
大きなスタンド看板の横を抜け、
松林の背後に建つ木製の扁額が掲
げられた平屋建ての建物を入ると
すぐ右手に受付があり、入浴料と
引き換えに専用の浴衣を受け取り
ます。

男女別に分かれた浴場は、左へ延
びる通路の右側手前と奥に入口が
あり、手前側が男湯となっていま
した。
『別府海浜砂湯』は、別府大学駅か
らすぐ南のバス通りを東へ下り、国
道10号の六勝園交差点から南へ90m
余り向かった東側、1276(建治2)年、
一遍上人が初めて九州へ上陸した地
という伝説からその名が付けられた
上人ヶ浜の一画に1986年に開業した
市営浴場です。

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利用客の多さと別府の浴場としては割高の入浴料がネックとなってこれまで未湯となっていましたが、実際
に体験してみると浴後の爽快感は格別であり、かつて浜脇から亀川までの別府湾沿岸の砂浜にいくつも存在
していたという天然砂湯が失われた現在、往時を偲ぶことができる貴重な浴場です。     〔14.11.01〕
緑色の暖簾を潜って中へ入ると、100円有料のコインロッカー16庫と角
籠4個が備えられた脱衣所があり、ここで浴衣だけに着替え、タオルを
手に奥の扉から外へ出ます。

左手には白波が打ち寄せる浜のすぐ横に前後2槽に分かれた可動式屋根
付きの砂場が設けられており、交互に高温の源泉に浸して蒸し上げ、最
大12名ずつ利用できるようになっています。