住 所   大分県別府市亀川四の湯町20-4
  電 話   
 営業時間   4~9月 6:30~11:00 / 14:00~22:00
  10~3月 7:00~11:00 / 14:00~22:00
                      (休=16日)
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   四の湯温泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   47.1  ℃
 pH   7.8
 成分総計   0.748 g/㎏
    Li=0.6/Na=142.0/K=19.4/Ca=18.6/Mg=5.9(186.5㎎/㎏)
  F=0.3/Br=0.4/Cl=136.0/SO4=112.0/HCO3=110.0/
  NO3=8.7/HPO4=0.1(367.5㎎/㎏)
  HAs02=0.5/H2Si03=190.0/HBO2=4.2(194.7㎎/㎏)
                           〔2008.08.07〕
 入浴履歴   初訪08.08.22,最終11.03.18(2回目)
 評 価   ★★★★
 亀川温泉
四 の 湯 温 泉
                       かめがわおんせん しのゆおんせん
浴室中央の仕切り壁寄りには、色鮮やかな水色タイルを張っ
た長径4.5m、短径2.45mほどの陸上トラックの形をした湯
船が配され、真ん中で左右2槽に仕切られています。
江戸時代には、別府の北の玄関口という交通の要衝に当たっていたこ
とから湯治場として栄え、1694(元禄7)年に別府を訪れた筑前国福岡
藩の儒学者 貝原益軒が著した紀行文『豊国紀行』には、「里屋に温
泉有。塩湯也。里屋村を又亀川村とも云。」と記されています。

亀川駅の東を南北に走る県道亀川別府線の旧道沿いには、1918(大正
7)年創業の小松屋旅館を始めとして数軒の老舗旅館が建ち並び、往時
の風情を偲ぶことができるほか、独立行政法人国立病院機構 別府医
療センター(旧 亀川海軍病院)など温泉病院や保養所が多く所在し、
一遍上人が九州上陸を果たしたと伝えられる上人ヶ浜には、砂浜で湧
出する温泉を利用して天然の砂湯が楽しめる市営の別府海浜砂湯が設
置されています。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
男湯は番台から左へ階段を下りた半地下にあり、脱衣所と浴室が左右に並列
する一体型の造り。
磨りガラス戸から柔らかな陽光が射し込む左壁の下には、幅一杯に48庫の脱
衣箱が設えられ、その前には簀子がズラッと敷き並べられています。
公園の一番奥に建つ浴舎は、淡黄色の外壁に所々加えられた青色のペ
ンキが鮮やかに映える趣のある木造の平屋建てで、瓦葺きの屋根の上
には、小さな湯気抜きが左右に設けられています。

開口している入口の先は、右手にソファを置いて休憩スペースとして
いるコンクリート土間、その奥が番台となっており、常駐する管理人
のおじさんに入浴料を支払って、左右に分かれた浴場へ向かいます。
なお、洗面桶は常備されておらず、20円有料のレンタルであるとの事
前情報を得ていましたが、訪れた時は、浴場に7個ほどの桶が備えら
れていました。
『四の湯温泉』は、国道10号の旧道
である県道亀川別府線(645号)の四
の湯停留所から80mほど北の路地を
左斜め手前に入った先、四の湯公園
内に所在する市有区営の共同浴場で
す。
1803(享和3)年の『豊後国志』に名
前が記載されているなど江戸時代に
は開かれていた歴史の古い浴場で、
熱海・有馬・道後に次ぐ四番目の名
湯ということで、“四の湯”と称さ
れることになったそうです。
左奥にある源泉枡に近い
左手の浴槽は熱めで、右
は少し熱め。
湯船の底には、埃のよう
な茶色の湯の華が見られ
ます。

無色透明の清澄な湯から
は成分臭が仄かに香り、
肌がしっとり、少すべす
べするさっぱりした浴感
が印象に残りました。

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亀川温泉は、JR日豊本線の亀川駅から別府大学駅一帯の海岸沿いに立地する湯量豊富な温泉地です。
仕切り壁に掲げられた1953年の鉱泉分析表も味わいに色を添えている、いつまでも今のままの姿で残ってほ
しい亀川温泉を代表する浴場です。                           〔11.07.06〕
橙色のモザイクタイルが張られた浴室
は、天井がとても高く、仕切り壁もそ
れほどの高さがないため、実際以上に
広々とした感じを受けます。

番台から浴場へのアプローチを始め、
壁や天井、脱衣箱に至るまで各所がミ
ントグリーンのペンキで彩られており、
浴場の規模は異なるものの、雰囲気的
には別府の春日温泉を彷彿させます。