住 所   長野県諏訪市諏訪1-7-20
  電 話   0266-52-4111
 営業時間   2011.02.20 閉鎖
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   七ッ釜配湯センター・湯の脇配湯センター 混合
  泉 (湯の脇源湯・あやめ池公園源湯・新三ッ釜
    源湯・新三ッ釜第2源湯)
  泉 質   単純温泉
 給湯量   39.6  ℓ/min
 泉 温   47.0  ℃
 pH   8.31
 成分総計   0.3868 g/㎏
    Li=0.21/Sr=0.12/Na=88.2/K=8.42/Ca=5.01/Mg=0.47/
  NH4=0.19/Zn=0.19(102.8㎎/㎏)
  F=1.93/Cl=83.2/SO4=61.3/HCO3=42.7/CO3=9.00/
  NO3=0.54(198.7㎎/㎏)
  HAs02=0.23/H2Si03=76.6/HBO2=8.47(85.3㎎/㎏)
                           
〔2007.06.25〕
 入浴履歴   初訪09.12.27
 評 価   ★★★★
 上諏訪温泉
まるみつ温泉 なごみの湯
             かみすわおんせん まるみつおんせん なごみのゆ
各湯船には、七ッ釜・湯の脇の両配湯センターから引かれた4本
の源湯による混合泉が掛け流され、つるつる感のある無色透明の
湯からは、微弱ながら芒硝っぽい香りが感じられました。
湯温調整として11%ほど加水されているためか、主浴槽はややぬ
るめでしたが、樽風呂は反対に少し熱めで、木の香漂う鮮度良好
な湯に浸かると、肌が少しビリビリするような感覚を覚えました。

この記事をまとめるに当たって、百貨店のHPにアクセスしたと
ころ、何と本日の2011年2月20日をもって営業を終了し、全館完
全閉店しますという衝撃的な挨拶文が目に飛び込んできました。
昨今のデフレ経済下、百貨店離れによる営業不振が背景にあるも
のと推測されるものの、静かで落ち着いた施設名どおりの“なご
み”の空間で、掛け流しの上諏訪温泉を安価で気軽に楽しめる貴
重な入浴施設として好感していただけに、非常に残念でなりませ
ん。                      〔11.02.20〕
上諏訪温泉は、諏訪湖東岸の湖岸沿いを中心に、30軒の宿泊施設や90か所近くもの共同浴場・日帰り入浴施
設が建ち並ぶ、温泉王国信州を代表する温泉地の一つです。

古くから諏訪大社上社の門前町として知られ、江戸時代には甲州道中(街道)の宿場町として、また、高島藩
の城下町として栄えました。
温泉の歴史も古く、鎌倉時代には利用が始まり、室町時代の史料には「平湯」の名が記録されているそうで
す。
近代に入ると、製糸工業の隆盛、1905(明治38)年のJR中央本線の開通、温泉掘削法の開発によって大いに
発展し、片倉財閥の2代目片倉兼太郎によって1928年に建設された片倉館は、わが国最古の温泉保養施設と
して、現在も市民に親しまれています。

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浴室は薄緑色
の精美な石板
張りで、左に
6基のシャワ
ーカランを並
べ、右奥に檜
の板材で台形
に縁取った鉄
平石張りの主
浴槽、その手
前にはヒバ材
を使用した径
1.65mほどの
樽風呂が配さ
れています。
1965年6月、「諏訪丸光」の開業とともに誕生した歴史の古い浴場です
が、百貨店の売り上げの落ち込みによって2003年度に巨額の負債を抱え
て一時閉鎖。2005年4月にリニューアルされて復活しました。

施設内は、エントランスの中央に品良く生けられた大きな花が飾られて
いるなど落ち着きのある空間に仕上げられており、手前左手にある100
円返却式の下足箱の鍵と入浴料を正面奥のフロントで手渡し、引き換え
に脱衣ロッカーの鍵を受け取るようになっています。
21庫のロッカーが並んだ脱衣所は、間接照明を活かした清潔感のある洒
落た造りとなっているものの、百貨店内ということもあって空間的に少
し手狭で、いささか閉塞感を覚えました。
『まるみつ温泉 なごみの湯』は、JR中央本線上諏訪駅東口の向かい側に建つまるみつ百貨店の5階に所在
する、全国で唯一の百貨店内の温泉として有名な日帰り入浴施設です。
戦後、市内の至るところから温泉が湧出するという土地条件から濫開
発が進み、源泉数は一時500か所以上を数えましたが、江戸時代から
存在していた山麓域の源泉がほとんど枯渇するという事態を生み出し
たことなどから、1987年に市水道温泉課によってわが国最大の統合源
泉システムが導入されました。
現在、10か所の主力源泉から汲み上げられた温泉が、8か所の配湯セ
ンターと10か所の中継ポンプによって、給湯区域の宿泊施設や共同浴
場・公共施設・病院・学校・一般家庭などに配湯されています。

なお、共同浴場は別府に次ぐ数を誇るものの、そのほとんどは地元組
合員専用のいわゆる“ジモ泉”で、外来利用が可能な浴場は数か所に
留まっています。