住 所   長野県諏訪市諏訪1丁目5-16
  電 話   0266-58-1894
 営業時間   2017.03.31 閉鎖
 入浴料   250円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり・塩素系薬剤 使用)
   
 源 泉 名   湯の脇混合槽 (あやめ源泉・七ッ釜源泉・
            湯の脇源泉 混合泉)
  泉 質   単純温泉
 給湯量   23.4   ℓ/min
 泉 温   53.0  ℃
 pH   8.4
 成分総計   0.543 g/㎏
    Li=0.27/Sr=0.16/Na=130/K=5.5/Ca=13/Mg=0.36
  (149.3㎎/㎏)
  F=2.8/Cl=125/SO4=91/HCO3=49/CO3=15/NO3=2.4
  (285.2㎎/㎏)
  HAsO2=0.17/H2SiO3=97.5/HBO2=10.8(108.5㎎/㎏)
                 
          
〔2005.06.01〕
 入浴履歴   初訪13.09.28
 評 価   ★★★★
 上諏訪温泉
精 進 湯
                             かみすわおんせん しょうじんゆ
毎朝、霧ヶ峰の
湧水で湯温調整
を行っていると
いう無色透明の
湯は少し熱め寄
りの適温で、無
味ながら芒硝系
の香りが仄かに
感じられ、つる
っと滑らかな肌
触りとさっぱり
した浸かり心地
に好感しました。
浴室は壁・床ともタイル張りで、奥行きのない横長長方形の小ぢんまり
した造り。
左側に3基のシャワーカランと温冷カラン1対が鉤形に並び、右奥に2.3
m弱×1.6m弱のタイル張り湯船が配されています。

湯船に向かって右奥の槽内に挿入されたパイプから掛け流されているの
は、3本の源泉を混合した弱アルカリ性の単純温泉。
浴場の創設時期は判然としないようですが、虫湯・小和田平湯・湯の
脇平湯とともに“上諏訪四湯”の一つに数えられ、1664(寛文4)年に
高島藩3代藩主の諏訪忠晴の命により制作された八劔神社所蔵の『御
枕屏風』に描かれているほか、1756(宝暦6)年に高島藩士の小岩高右
衛門(小巌在豪)が諏訪地域の名所旧跡について著した『諏訪かのこ』
の中で「日夜浴る者たえず。工匠賈人鬱を散じ、樵翁農夫勞を解く」
と紹介されています。

もともと諏訪大社上社の末社である手長神社に参拝する際の精進潔斎
の湯として宮座に付属し、その後に組合営となりましたが、1978年に
市営に移行しました。
『精進湯』は、JR中央本線上諏訪
駅の東口から国道20号を甲府方面へ
向かい、2つ目の信号交差点となる
諏訪1・2丁目交差点を左へ25mほど
入った左手、1978年12月に建てられ
た精進湯ビルという3階建てビルの1
階に所在する市営の公衆浴場です。
戦後、市内の至るところから温泉が湧出するという土地条件から濫開
発が進み、源泉数は一時500か所以上を数えましたが、江戸時代から
存在していた山麓域の源泉がほとんど枯渇するという事態を生み出し
たことなどから、1987年に市水道温泉課によってわが国最大の統合源
泉システムが導入されました。
現在、10か所の主力源泉から汲み上げられた温泉が、8か所の配湯セ
ンターと10か所の中継ポンプによって、給湯区域の宿泊施設や共同浴
場・公共施設・病院・学校・一般家庭などに配湯されています。

なお、共同浴場は別府に次ぐ数を誇るものの、そのほとんどは地元組
合員専用のいわゆる“ジモ泉”で、外来利用が可能な浴場は数か所に
留まっています。
上諏訪温泉は、諏訪湖東岸の湖岸沿いを中心に、30軒の宿泊施設や90か所近くもの共同浴場・日帰り入浴施
設が建ち並ぶ、温泉王国信州を代表する温泉地の一つです。

古くから諏訪大社上社の門前町として知られ、江戸時代には甲州道中(街道)の宿場町として、また、高島藩
の城下町として栄えました。
温泉の歴史も古く、鎌倉時代には利用が始まり、室町時代の史料には「平湯」の名が記録されているそうで
す。
近代に入ると、製糸工業の隆盛、1905(明治38)年のJR中央本線の開通、温泉掘削法の開発によって大いに
発展し、片倉財閥の2代目片倉兼太郎によって1928年に建設された片倉館は、わが国最古の温泉保養施設と
して、現在も市民に親しまれています。

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営業時間に昼間の中断時間があるのと、塩素系薬剤が使用され、各種の温泉サイトでも塩素臭を指摘する記
事を目にしていたことから、これまで足が向かずにいましたが、営業開始から間もない時間に訪問したのが
幸いしたのか、鮮度の良さが感じられる湯からは塩素臭はまったく気にならず、気持ち良く朝湯を楽しむこ
とができました。                                   〔14.10.29〕
右書きの立派な扁額の下に白い暖簾
の掛かった男女別の入口が左右に分
かれており、男湯は左側。
ガラス戸を入るとすぐ右手に番台が
あり、管理人のおばさんに直接入浴
料を支払います。

脱衣所はカーペットタイルを敷き詰
めた簡素な造りで、右端に洗面ボウ
ル2基の洗面台、対する左奥に15庫
の鍵付き木製ロッカーが備えられて
いました。