住 所   大分県別府市鉄輪東4組-2
  電 話   
 営業時間   
 入浴料   組合員専用
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   
  泉 質   
 湧出量       ℓ/min
 泉 温        ℃
 pH   
 成分総計         g/㎏
    
  
  
  
  
  

 入浴履歴   初訪17.04.01
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
大 師 湯
                              かんなわおんせん だいしゆ
浴室は石板張りで、脱衣所から見て右壁手前に水カラン1基が設置され
ているだけの簡素な造りで、下半を茶色系のタイルで仕上げた仕切り壁
に一辺を寄せて幅1.9m強、奥行き2.2m弱のタイル張り湯船が配されて
います。
湯船へは右奥隅に付設さ
れている源泉枡から延び
るパイプから激熱の源泉
がドボドボと加えられて
いました。

同浴者によると湯温が高
いことで有名であるとい
うことでしたが、最初は
湯船の半分ほどの深さま
でしか温泉が溜まってお
らず、湯張り開始時に加
水が行われていたのか、
湯温はぬるめとなってい
ました。

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開放開始直後は湯船のど
こに身を置こうか悩むほ
どの大賑わいであったも
のの、第一陣の大半はさ
っと浸かって5分ほどで
出ていかれたため、北九
州から来られたという方
と歓談しながら、ようや
く入湯することができた
ジモ泉をじっくりと楽し
ませていただきました。
      〔17.09.09〕
無色透明の湯からは鉄輪温泉特有の臭気が仄かに香り、微弱
ながら塩味も感じられました。
扁額の下に開け放たれたサッシ扉が
左右に並び、右側が男湯の入口とな
っています。

入室して壁伝いに右手へ歩を進める
と、浴場は脱衣所と浴室が右左に並
んだ一体型の造りで、コンクリート
の上に簀子が敷き並べられた脱衣所
には、手前に腰掛けを設えた8庫の
脱衣箱が壁の前に備えられていまし
た。
1971年に故平川鴻録・伊藤三夫氏
から土地の提供を受けて建設され
た鉤括弧形の建物は、浴場となっ
ている1階が鉄筋コンクリート、2
階が木造モルタル造りの2階建て
で、2階には鉄輪東公民館が併設
されています。

非組合員への無料開放は毎年1日
のみということで、開放開始時間
の11時前には男女10名近くの入浴
客が待機していました。
『大師湯』は、亀の井バスの待合所
からいでゆ坂と呼ばれる石畳の目抜
き通りを下り切り、さらに東へ向か
う坂道を50mほど下ると右手に所在
する大師温泉組合が管理運営する市
有区営の共同温泉です。

組合員専用の浴場で、区営・一般温
泉の無料開放を利用して訪問しまし
た。
古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87346ℓ(『平成28年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。