住 所   大分県別府市鶴見457
  電 話   0977-66-1271
 営業時間   立寄り 11:00~15:00 / 18:00~20:00
 入浴料   350円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   宮の森泉源
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   87.9  ℃
 pH   8.4
 成分総計   0.446 g/㎏
    Sr=0.2/Na=58.6/K=6.1/Ca=24.3/Mg=8.7/Al=0.2
  (98.1㎎/㎏)
  Cl=24.9/SO4=95.0/HCO3=84.3/CO3=14.4/HPO4=5.1
  (223.7㎎/㎏)
  H2SiO3=123.0/HBO2=0.8(123.8㎎/㎏)
                          
〔2004.07.20〕
 入浴履歴   初訪13.02.09
 評 価   ★★★★★★
 鉄輪温泉
かんぽの宿 別府
                       かんなわおんせん かんぽのやど べっぷ
脱衣所はベンチや長椅子・ベビーベ
ッドまで備えられたゆったりした造
りで、弧を描いた右壁に沿って2段
48庫のスチールロッカーが置かれ、
向かいには洗面ボウル3基のパウダ
ーコーナーが設けられています。

タイル張りの内湯には、左壁に11基
のシャワーカランが並び、ガラス張
りとなった右側に曲線的なタイル張
りの主浴槽と略円形の超音波風呂が
配されていました。
自動ドアの玄関を入ると、赤絨毯
が敷かれたロビーの右側にフロン
トがあり、立寄り入浴をお願いし
ます。

内湯と露天からなる浴場は、左手
の売店横にある螺旋状の階段で2
階に上がって右奥へ進み、左斜め
に延びるガラス張りの通路を渡っ
た別棟にあり、大きな暖簾を潜る
と右が男、左が女湯に分かれてい
ました。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
一方、右端に小型の竹製温泉冷却装置“湯雨竹”が付設されている露天風呂では、加水なしで放流式の湯遣
いが行われている模様。
湯船に湛えられた透明湯は、湯口付近を除いておおむね適温で、浸かった瞬間には仄かな噴気臭、その後は
藻のような成分臭が香り、肌にしっとり馴染み、湯上がりには少しベタツキがありました。


高い塀に画されているために残念ながら眺望は利きませんが、湯雨竹で自然冷却された100%の源泉を掛け
流しで楽しむことができ、好感しました。                        〔13.10.26〕
真湯を使用している超音波風呂を除いて利用されているのは、宮の森泉
源という泉温が90℃近い弱アルカリ性の単純温泉。

主浴槽に満たされている無色透明の適温湯は、湯張り時に加水し、循環
濾過式が採られており、塩素系薬剤が投入されているため、弱い成分臭
とともに塩素臭も感じられました。
また、ガラス
の向こうは石
張りの露天エ
リアとなって
おり、洗い場
の奥のガラス
扉を出ると、
正面には横に
長い石造りの
湯船が設えら
れています。

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古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。
『かんぽの宿 別府』は、国道500号
(九州横断道路)の鉄輪温泉入口交差
点から県道別府山香線(218号)で南
へ400mほど向かうと右側に所在す
る、1958年3月に「別府簡易保険加
入者ホーム」として開業した日本郵
政㈱が運営している宿泊施設です。

1985年6月に改築されたという建物
は鉄骨鉄筋コンクリート造りの5階
建てで、客室は和室45・洋室4の全
49室を数えます。