住 所   大分県別府市北鉄輪4組-2
  電 話   
 営業時間   
 入浴料   組合員専用
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   
  泉 質   
 湧出量       ℓ/min
 泉 温        ℃
 pH   
 成分総計         g/㎏
 





 入浴履歴   初訪10.04.03
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
北 鉄 輪 温 泉
                   かんなわおんせん きたかんなわおんせん
訪れた時は、地元の組合
員の方がお一人。

大阪から来て何か所も湯
めぐりしているという話
にとても呆れておられま
したが、お帰りの際には
「ごゆっくり」とやさし
いお言葉を掛けていただ
き、心まで温まることが
できた好印象の残った浴
場です。 〔12.01.28〕
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
ほぼ無色透明の少し熱めの湯には、綿のような半透明の湯の
華が少量見られ、弱い金気臭が香り、薄塩味が感じられる個
性的ななかなか良い温泉でした。
浴場は小ぢんまりした浴室・脱衣所一体型の造りで、戸を開けて足を踏
み入れたところがいきなり12庫の脱衣箱と小さな木製ベンチが設えられ
た脱衣所、そこから一段下がった左側が浴室となっています。

タイル張りの浴室には、底に平石を張った1.4×1.3mほどの方形の湯船
が左奥に寄せて配され、仕切り壁の下に設けられた源泉枡から直接湯船
に源泉が注がれるようになっていました。
『北鉄輪温泉』は、県道別府山香線(218号)の鉄輪温泉東口停留所で降
車し、130mほど西の信号交差点を右へ折れて北上すること350m、観光
客で賑わう鉄輪温泉街とは打って変わり、十文字原の高原を左手に望む
長閑な高台に所在する、北鉄輪温泉組合が管理運営する市有区営の共同
浴場です。

古くから存在していたとされる浴場で、明治期には現在地より西側の山
手に位置しており、三和土で造った室の中に噴気を通して湯を沸かし、
湯船に供していたそうです。
道路を挟んで北鉄輪公民館と並ぶようにその右側に建っている浴舎は、
1994年12月に改築された平面鉤形をした白壁瓦葺きの平屋建て。
古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。

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源泉がとても高温なため、入浴中は
枡に切られた溝にタオルを咬まして
注入量の調整を図るとともに、ホー
スを使って右奥の水カランから適宜
加水します。

また、湯上りには、カランの蛇口を
きちんと閉めておくとともに、源泉
枡の溝にタオルをしっかりと詰めて
源泉の投入量を最低限に抑え、浴槽
内の湯温上昇を防いでおく必要があ
ります。
サッシ戸を開けて中へ入ると、石
張りの空間が左へ続き、突き当た
りの両側にあるアルミ戸のうち、
右手が男湯入口となっています。

区営・一般温泉の無料開放日に利
用させていただきましたが、通常
は組合員以外は入浴できないいわ
ゆるジモ泉で、洗面器の備え付け
はありません。