住 所   大分県別府市御幸3組
  電 話   0977-66-9656
 営業時間   立寄り 11:30~15:00 (休=男湯 木 / 女湯 金)
 入浴料   800円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   もと湯の宿 黒田や
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   98.3  ℃
 pH   6.3
 成分総計   4.166 g/㎏
    Li=7.8/Sr=0.6/Na=1250.0/K=180.0/Ca=38.7/Mg=3.7/
  Fe2=0.3/Mn=1.0(1482.1㎎/㎏)
  F=3.0/Br=5.7/Cl=1880.0/SO4=338.0/HCO3=13.4/
  H2PO4=0.3(2240.4㎎/㎏)
  HAsO2=2.1/H2SiO3=342.0/HBO2=83.6(427.7㎎/㎏)
  CO2=15.8(15.8㎎/㎏)
           
〔2014.07.11〕
 入浴履歴   初訪13.02.09
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
もと湯の宿 黒田や
                      かんなわおんせん もとゆのやど くろだや
浴室は石張りで、右側に9基のシャワーカランが並び、左に
は大小の岩で周りを縁取った本格的な岩風呂が配されていま
す。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
各湯船に掛け流されているのは、担当者が1時間ごとにミリ
単位で湯量バルブを調節し、湯温調整を行っているという、
敷地内で湧出している自家源泉の純食塩泉。
内湯では適温から少しぬるめ、半露天の大浴槽では適温、小
浴槽では少し熱めとなった湯には、少量ながら淡褐色半透明
の塵のような湯の華が舞い、芒硝っぽい弱い噴気臭と薄塩味
が感じられ、鉄輪の湯らしく肌がしっとりしました。


5年前に初めて鉄輪温泉を訪れた際、地元の方から入湯を勧
められたのも納得の大浴場。
美味しいと評判の食事をとると無料で入浴もできるとのこと
ですので、次回はお昼時に訪れてみたいと思います。
                      〔13.11.03〕
さらに、岩風呂の右奥に設えられ
た3段分の階段を上がってガラス
戸を抜けた先には、屋根の付いた
石板張りの半露天エリアがあり、
右側に大小2槽に仕切られた石造
りの湯船、左にシャワーカラン5
基が配され、その奥にはサウナも
併設されています。
脱衣所から階段を10段分
下りた位置にあるにもか
かわらず、洗い場の上の
ガラス窓から採光が十分
確保されていることから、
露天のような開放感があ
り、入口のガラス戸を開
けた途端、「ほっー」と
いう嘆声を思わず洩らし
てしまいました。
落ち着きを感じさせる脱衣所は籐
タイル張りで、正面の右寄りと左
手前を折り返した奥に籠入りの脱
衣箱が各25・15庫、左側の浴室入
口の左横に30庫の貴重品ボックス
が備えられ、正面の左寄りには洗
面ボウル3基のパウダーコーナー
が設けられていました。
開け放たれた両開きのガラス扉か
ら館内へ入ると、広々したロビー
の右側にフロントがあり、立寄り
入浴をお願いします。

浴場は男女別の大浴場のほか、露
天風呂付きと内風呂のみの貸切風
呂がそれぞれ4室ずつあり、初訪
となった今回は大浴場を利用させ
ていただきました。
『もと湯の宿 黒田や』は、国道500
号(九州横断道路)の鉄輪温泉入口交
差点から国道をさらに140mほど上
っていくと右手に所在する、「アー
トホテル石松」から営業譲渡され、
2006年1月に創業した温泉旅館です。

卵色に塗られた建物は鉄筋コンクリ
ート造りの7階建てで、客室は全50
室を数えます。

古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。

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フロントから奥へ進むと、正面に甲
冑が飾られ、数組の丸テーブルと椅
子が置かれた明るい吹抜けのラウン
ジがあり、甲冑の右奥が男湯、ラウ
ンジの左手に続く売店の奥が女湯の
入口となっています。